「耳の中の水が抜けない」と訴える男性 医師が耳から取り出したものに鳥肌(ニュージーランド)

ニュージーランド北島オークランド在住のゼイン・ウェディングさん(Zane Wedding、40)は今月7日、地元のプールを訪れた。一通り泳ぎ終えたゼインさんは、帰宅すると左耳に水が溜まっている感覚を覚えたという。

海やプールの後に耳の中に入った水がなかなか抜けず、すっきりしない状態が続くのを経験したことがある人もいるだろう。ゼインさんは自力でこの症状を何とかしようとしたが、その日は疲れていたためそのままソファで眠ってしまった。

翌朝になってもまだ耳の閉塞感があったそうで、ゼインさんは「段々イライラしてきたんです」と当時を振り返る。ティッシュや綿棒を使って自分で処理しようとすると、耳の中を傷つけてしまい外耳炎になってしまうことも多い。そこでゼインさんは病院で水を抜いてもらうことにした。

診察を終えた医師は「耳の中に水が溜まっている可能性があるから、ドライヤーを使って水を乾燥させてみてはどうか」と話した。それ以外の処置はしてもらえなかったようで、ゼインさんは大人しく家に帰って送風機の風を耳に当ててみたが症状は改善しなかった。

ゼインさんは当時の状態を「歩き回るとすぐにめまいがして、横になると鼓膜のあたりで水が動く音が聞こえた」と明かしており、「その週末はイヤーキャンドルを使ってみたり片足でジャンプしたり、ガムを噛んでみたり走ってみたりもしたけど、どれも効果はなかったんです」と語っている。

そして9日になるとようやく水が動くような音が止まったが、耳の閉塞感は残ったままだった。気になったゼインさんは、翌10日に耳鼻咽喉科の専門医の診察を予約して病院を訪れた。

専門医がゼインさんの耳の中を覗いてみると、「オーマイガー! あなたの耳の中には虫がいるみたいですよ」と声をあげた。そして担当医が5分ほどでその虫を取り出すと、それは小さなゴキブリであることが判明したのだ。

ゼインさんは「私が感じていたのは、耳の中でゴキブリが動く音だと分かったんです。それからすぐに温風を送って耳の中でゴキブリを温めていたことを思い出して、とても気分が悪くなりましたよ」「それが虫だと分かったら全てが繋がりましたね。ゴキブリが動いていたから、ジッとしていた時も水が動いていたんですよ…」と苦い顔で振り返っている。

また施術中の様子について「先生が耳の中のゴキブリを取り出そうと触れるたびに、鼓膜にゴキブリを押し込んでいるのを想像してしまいましたよ。先生が取り出した瞬間に“ポンッ”という音がして、安心しましたね」と明かした。

このニュースを見た人々からは「気持ち悪い…」「こんなのが耳の中にいたら気が狂っちゃう」「これは悪夢すぎる」など恐怖のコメントが続出していた。

ちなみについ先日も、飛んできた虫が耳の中に入ってしまい、その虫を生きたまま摘出したという驚きのニュースも話題を呼んでいた。

画像は『The Daily Star 2022年1月12日付「Man’s ‘blocked ear’ turns out to have massive cockroach hiding inside」(Image: Zane Wedding/ New Zealand Herald)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 iruy)

2022/1/17 5:00

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