宮迫”盛りグセ”にゲンナリ、キムタク賞レースの行方他、週末芸能ニュース雑話

記者I 年明けも物騒な話題が続いていますが、自ら物騒な火種を抱え込んでいる元雨上がり決死隊の宮迫博之が公式YouTubeチャンネルで“懐事情”を公開して物議を醸しています。高級焼肉店・牛宮城のオープンにかかる費用を自身の趣味であった腕時計コレクションを売却してまかなうと発言。YouTubeの再生回数も低下の一途を辿っています。

デスクH たしかにほかのYouTuberとコラボしていない動画は20万回くらいのものが多いからトップYouTuberと言うには物足りないかな。再生回数は単純にユーザーに飽きられているのが問題で、それをカバーしようと時計売ったり車売ったりして「かわいそうな自分」を「さらにかわいそうな自分」にするために”盛って”いて、その”被害者仕草”がしつこく見える。吉本興業を辞めたときからなにも変わっていないんだなという印象がついちゃったね。

記者I YouTubenoトーク番組のほうで、オリエンタルラジオの中田敦彦が追及する感じで暴露していましたが、焼肉店も宮迫の個人店ではないそうですし、いよいよ「なにを大騒ぎしているんだ?」とおもう視聴者も多そうですね。ドキュメンタリーになりきれていないというか。ドキュメンタリーといえばYouTubeチャンネル『街録ch~あなたの人生、教えて下さい~』に中山秀征が出演。ダウンタウンとの確執の真相を語っていました。

デスクH ダウンタウンがとんがっていた頃の話は今でも散々繰り返されているけど、当時の東京と大阪のお笑いは今みたいに「一緒に仲良く」ではなかったからなぁ。中山といえば年始特番の『クイズドレミファドン!』で司会やっていたけど、改めて見てみるとテンポ良くって普通にめちゃめちゃうまいなと。もうちょい司会やっても良さそうなもんだけど。

記者I 国内外で映画の賞レースが活発化してきています。その中でも注目なのが第74回カンヌ国際映画祭で4冠、第79回ゴールデングローブ賞でも非英語映画賞を受賞するなど世界的に評価を受ける『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)。今年の3月11日に行われる日本アカデミー賞でも期待されていそうですが、同時に昨年『マスカレード・ナイト』で主演した木村拓哉の”賞レース参加”も気になるところです。

デスクH キムタクは昨年に行われた報知映画賞の主演男優賞は受賞しているんだよね。だから、賞レースに参加しているはずなんだけど、今年は『ドライブ・マイ・カー』と主演した西島秀俊が強すぎる気がするなぁ。

記者I ジャニーズ関連で言えば、今週は関ジャニ∞の大倉忠義と女優の広瀬アリスに交際報道がありましたね。そんな関ジャニ∞の不穏な噂がまたしても。

デスクH 錦戸亮と渋谷すばるが退所したあたりから囁かれている噂だけど、今年でデビュー20周年なんだよね。「最後の花火を打ち上げて……」なんて考えるメンバーもいそうだし、それぞれ活躍の場を広げているからね。活動休止で留まればイイんだけど。

記者I 昨年の紅白で乃木坂46を卒業した生田絵梨花が、年明けから太田プロダクションに移籍したことを発表。生田はもともと子役として太田プロに所属していたこともあるそうで、古巣に凱旋と言った形になりそうです。

デスクH 元AKB48メンバーも多いから、アイドル卒業後のマネジメントとかを考えると良い選択かなとも思うけど、生田がやりたいであろうミュージカルの面だとちょっと疑問も。ミュージカル一本だったら東宝演劇部とかもありだった気はするけど、バラエティもドラマも幅広く狙っていく気なのかもね。NHKで”ポイ活”して朝ドラ狙うなんてこともありそう。

記者I 朝ドラヒロインのポテンシャルは十分ありそうですからね。そこで、生田の名言「いやらしい目で見なければOK」でおなじみの、乃木坂46公式お兄ちゃん・バナナマンのネタをいくつか。1月3日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『VS魂』の企画「BABA魂」で設楽統が最弱王に。これに乃木坂ファンから愛のあるツッコミがSNSで飛んでいたそうです。

デスクH バナナマンはNetflixの配信も好調みたいだし、相方の日村勇紀も含めて全方位的に好感度が高いよね。逆に言うと、今の芸人コンビの”仲良し売り”はおぎやはぎとバナナマンあたりから始まってきた印象あるし、その流れをしっかり作ってきたからこそ、今の芸人ブームが巻き起こっているのではって思っちゃうよね。余談だけど、“第3のバナナマン”とも呼ばれる放送作家・オークラの著書『オークラ 自意識とコメディの日々』(太田出版)でもそのあたりが描かれてて、すごくおもしろかったよ。

記者I 引き続き年末年始のテレビ番組ネタをいくつか。昨年12月30日に放送された『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の特番で、女優の中条あやみと松下洸平が人気企画「ゴチになります!」をクビに。しかし、近年「ゴチ」に参加する新メンバーは橋本環奈・土屋太鳳・本田翼と1年でクビになっていっており、『1年契約』なのではと視聴者から疑惑の目線を向けられています。

デスクH 次の若手人気女優枠は、今田美桜とか森七菜あたりと予想しています(笑)。まあ、”ガチバトル”を謳っておきながら、台本通りに契約終了ってなることに、視聴者が冷めちゃうのも分かるよ。そもそも、このゴチバトルが「普段からイイもの食べてるおっさん芸人たち」のほうが有利なんだから、若手にゲタをはかせるとかの演出あっても良さそうな気もするけど。

記者I 最後にもう一本。こちらも年始特番『ローカル路線バスVSローカル路線鉄道 乗り継ぎ対決旅』(テレビ東京系)で番組企画に寺西ジャジューカさんが異論を唱えていましたが、記事を読むと大抵の人は納得すると思います(笑)。

デスクH ほんと、納得しちゃうよなぁ。けど、さっきの『ゴチ』も『路線バスの旅』も、さらに言ってしまえば文春にヤラセ疑惑を報道されていた『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)だって演出の範疇と言えなくもないとは思っていて。同時に随分前から視聴者が、演出されすぎた番組を了承しない時代にもなってきている気はしているんだよね。

 ディレクターが捕まっちゃったけど『家ついて行っていいですか』(テレビ東京)とか『オモウマい店』、さらに言えば恋愛リアリティやオーディション番組とかリアル志向の番組がウケているけど、そのクオリティを担保するには制作スタッフのとてつもない努力と金が必要だし、制作側も視聴者も時には失敗作も受け入れないといけない。結局、面白い番組を視聴者が見るためには、きちんと番組の視聴率を上げてあげて制作側に遠回しでも還元しないと無理だよね……なんて素人が真面目に語っちゃって恥ずかしいけど、今週もこのあたりで。

2022/1/16 19:00

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