ジェノアが約2カ月でシェフチェンコ監督を解任…セリエAで9戦指揮も勝利挙げられず

 ジェノアは15日、アンドリー・シェフチェンコ監督の解任を発表した。

 シェフチェンコ氏は昨年11月7日、2024年6月30日までの契約でジェノアの監督に就任した。しかし、就任後のセリエAでは9試合で3分6敗と勝利を挙げられず、チームは残留圏内の17位ヴェネツィアと勝ち点差「5」の19位に沈んでいる。また、昨年12月のコッパ・イタリア2回戦サレルニターナ戦で公式戦初勝利を収めたが、13日に行われた3回戦ではミランに敗れて大会から敗退していた。

 現在45歳のシェフチェンコ氏は現役時代にミランで活躍。2002-03シーズンのチャンピオンズリーグ優勝や03-04シーズンのセリエA優勝などを達成し、2004年にはバロンドールも受賞した。

 現役引退後は2016年2月からウクライナ代表のアシスタントコーチに就任し、同年夏から監督を務めていた。昨年夏に行われたEURO2020ではベスト8進出を果たしたが、契約満了に伴い同大会終了後に退任。同年11月からダヴィデ・バッラルディーニ元監督の後任としてジェノアを率いていたが、わずか2カ月での解任となった。

 後任が決定するまでの間は、U-17チームを率いるアブドゥレイ・コンコ監督が暫定的にトップチームを指導する。なお、イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、クラブ上層部はブンデスリーガの複数クラブを率いてきたドイツ人指揮官ブルーノ・ラッバディア氏の招へいを目指しているようだ。

2022/1/15 21:37

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます