短歌史初の短歌イベント<アイドル歌会>、第4回に豊田萌絵、真山りか、宮田愛萌、律月ひかるが参加!

アイドルが歌会に挑戦する短歌イベント<アイドル歌会>の第4回開催が決定した。

本イベントは月刊誌『短歌研究』の創刊90年記念として、リアルと配信の両方で行われるイベント。第4回は<アイドル歌会@2022新年会>と題し、1月21日19時から池袋ミクサライブ東京シアターミクサにて開催となる。

参加アイドルは豊田萌絵、真山りか(私立恵比寿中学)、宮田愛萌(日向坂46)、律月ひかる(いぎなり東北産)の4名(五十音順)。

イベントは二部構成で、第一部「アイドル歌会」では由緒正しき「歌会」の作法に則り、アイドルが自作の短歌を持ち寄る。まずは作者の名前を伏せ、アイドルもファンも出された短歌の解釈・鑑賞をしたのち、各々がよいと思った短歌へ投票する仕組みだ。

第二部は「思いよ届け! 念力付け句大会」。短歌の遊びである「付け句」の部で、アイドルが作った上の句(五・七・五)に、ファンたちが下の句(七・七)をつける。またはアイドルが作った下の句(七・七)に、ファンたちが上の句(五・七・五)をつけるというイベントになる。

なお、本イベントは新型コロナウィルス感染防止対策を十分取った上で開催される。

<アイドル歌会@2022新年会>

2022年1月21日 池袋ミクサライブ東京シアターミクサ

開場18:30、開演19:00(19:00配信開始)

会場席チケット(抽選)申込=1月15日 13:00〜1月16日 23:59

料金(税込) 会場席(抽選)=¥4,400、配信=¥2,750

配信チケット=1月18日18:00発売開始

■参加アイドル(五十音順)

・豊田萌絵

・真山りか(私立恵比寿中学)

・宮田愛萌(日向坂46)

・律月ひかる(いぎなり東北産)

■司会・選者

・吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)

■選者

・俵万智(歌人)

・笹公人(歌人)

・國兼秀二(短歌研究編集長)

参加アイドル プロフィール

豊田萌絵(とよた・もえ)

1995年3月15日生まれ。茨城県出身。声優と音楽の両分野で活躍するアイドル。趣味は、アイドルの応援、昭和歌謡曲鑑賞、HTML編集、ゲーム。特技は、ダンス、音楽ゲーム、トランペット、グラフィックデザイン。

真山りか(まやま・りか)from私立恵比寿中学

出席番号3番。生年月日1996年12月16日。身長154.2cm。血液型A型。出身地・東京。特技=ギロッポンジャンプ、サッカー、田村ゆかりさんのイントロドン。

宮田愛萌(みやた・まなも)from日向坂46

1998年4月28日生まれ。東京都出身。おうし座。二期生。身長158.6cm。血液型A型。

律月ひかる(りづき・ひかる)fromいぎなり東北産

2001年7月31日生まれ。秋田県出身。趣味クラシックバレエ、特技は逆立ちブリッジ。キャッチコピーは「うさぎ天使魔法少女」。座右の銘「Going my way」。東北のおすすめ「ババヘラアイス」。言われてうれしい一言「何の目的で人間界に居るの?」

選者プロフィール

俵万智(たわら・まち)

1962年大阪生まれ。280万部という現代短歌では最大のベストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。同歌集で現代歌人協会賞を受賞。日常で使われる「口語」を用いて、短歌の幅を大きく広げた。ほかの歌集に『かぜのてのひら』、『チョコレート革命』、『プーさんの鼻』(若山牧水賞受賞)、『オレがマリオ』などがある。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。2020年に歌舞伎町ホストたちの歌集としてヒット作となった『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』では企画のはじめから編者として関わった。最新歌集『未来のサイズ』を20年10月に上梓。同作で、詩歌文学館賞と迢空賞をダブル受賞。

笹公人(ささ・きみひと)

1975年東京生まれ。第一歌集『念力家族』がNHKドラマの原作となったほか、短歌のエンターテインメント性を追求する第一人者。続く歌集・作品集に、『念力図鑑』『抒情の奇妙な冒険』『念力ろまん』作品集『念力レストラン』などがある。大林宣彦監督『その日のまえに』にも出演。「未来短歌会」選者。大正大学客員准教授。「牧水・短歌甲子園」審査員。日本文藝家協会会員。

吉田尚記(よしだ・ひさのり)

1975年東京生まれ。ニッポン放送アナウンサー。第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。ラジオ以外にもテレビ番組やイベント司会、書籍の出版など幅広く活躍。バーチャルMC「一翔剣」の「上司」。またマンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人をつとめ、著書『なぜこの人と話をすると楽になるのか』が13万部を超えるベストセラーになるなど、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。「アイドル歌会」の立ち上げから企画に関わる。

國兼秀二(くにかね・しゅうじ)

1962年生まれ。短歌研究・編集長。91年に講談社に入社。週刊現代編集部、文芸図書第二出版部長、講談社文庫出版部長を経て、17年に短歌研究社社長となり、「短歌研究」編集長を務める。

主催・短歌研究社

昭和7年創刊の短歌総合誌「短歌研究」発行元。1988年より講談社の100パーセント子会社となる。日本で最も歴史の長い老舗短歌雑誌「短歌研究」は、戦中は斎藤茂吉、若山牧水、北原白秋など歴史上の偉大な歌人たちの作品を掲載。戦後は、塚本邦雄、岡井隆らとともに、前衛短歌運動の牽引役となる。のちの作家・中井英夫編集長時代に、中城ふみ子、寺山修司をデビューさせた。現在は、短歌を切り口とした新しい短歌書籍、短歌イベントに進出。2020年、歌舞伎町ホストの短歌集として話題となった、『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』がヒット。「アイドル歌会」も、歌集として書籍化の予定。

2022/1/15 20:07

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます