シャビ監督がデストの放出を検討…本人は残留希望もビッグクラブへ売却か
バルセロナのシャビ・エルナンデス監督は、アメリカ代表DFセルジーニョ・デストの放出を検討しているようだ。14日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
ロナルド・クーマン前監督には重用されていたデストだが、シャビ監督が指揮を執るようになってからはケガや新型コロナウイルス感染の影響でほとんどの試合を欠場。昨年12月4日以降の公式戦を欠場しており、さらにチームには今年1月から、同選手が主戦場とする右サイドバックにDFダニエウ・アウヴェスが復帰を果たしている。
前所属のアヤックス時代から注目を集める21歳のデストには、現在バイエルンやチェルシーが獲得へ興味を示しているとされ、今回の報道によると、シャビ監督はクラブの財政難を改善するためにも同選手の売却を検討している模様。しかし、スペインで2シーズン目を迎えているデストは、バルセロナでより重要な戦力になることに自信を抱き残留を希望しているようだ。
「監督と選手が膠着状態」との見出しでも報じられている今回の件だが、果たしてシャビ監督とデストはどのような決断を下すのだろうか。