大晦日のテレビは大荒れ!「NHKvs民放」視聴者には言えない「視聴率競争の裏側」

 年末の風物詩、『NHK紅白歌合戦』が揺れている。

「今年は目玉出演者が誰もいません。おまけに、“紅組司会”“白組司会”といった呼称も廃止。もはや“紅白”歌合戦ですらありません」

 そう苦言を呈すのは芸能リポーターの城下尊之氏。司会の川口春奈や大泉洋、和久田麻由子アナは知っていても、今年の出演者は「誰か分からない」と思った人も少なくないだろう。

「2013年に北島三郎が通算50回出場の節目をもって卒業。14年からは歌番組『SONGS』の敏腕プロデューサーが紅白責任者となり、若者シフト路線が加速しました」(芸能記者)

 昨年、通算50回出場の記録を樹立した五木ひろしも、今年は姿を消した。

「NHK側は数年前から“五木切り”のタイミングを模索していたそうで、北島三郎と肩を並べた50回出場を区切りに、交渉していたようです」(前同)

 こうした“演歌排除”の流れは、『紅白』の一番の視聴者だったシニア層離れを加速させている。

「じゃあ、若者が見るかといえば、そう甘くない(笑)。19年から2年連続出場した人気バンドOfficial髭男dismは辞退。米津玄師も19年の初出演を最後に不出場。NHKの東京五輪テーマ曲『カイト』は米津が作詞作曲を担当したが、それも『紅白』に出てもらうため。昨年から熱心に口説いていたが、米津は今年も断固拒否したそう」(レコード会社関係者)

 さらに、ミドルエイジ層に人気の大物にも、そっぽを向かれているという。

「ここ数年は、めったにテレビに出ないサザンオールスターズや中島みゆき、松任谷由実らを目玉に迎えていましたが、“一度出演して、義理は果たした”というスタンスで、もはや弾切れ。今年の特別企画枠は松平健の“マツケンサンバ”というんですから、愕然としましたよ」(前出の城下氏)

 そのマツケンがサプライズ登場し、昨年、大きな話題を呼んだのが、日本テレビ恒例の大みそか特番、ダウンタウンの『絶対に笑ってはいけない』シリーズ。だが、日テレも今年は番組内容の変更を決断した。

 この続きは現在発売中の『週刊大衆』12月20日号で。

2021/12/6 7:00

この記事のみんなのコメント

4
  • 紅白❔もう何十年も観ていません❗🎵

  • いち(

    12/7 0:56

    続きが気になる~💦『週刊大衆』買いに行くか~♪ ならねーよ👊

  • トリトン

    12/6 23:11

    昔に比べたら月とすっぽん大晦日はというよりはテレビ見ないな。下らんというよりは知らん奴ばかり。

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