清原和博はダメ出しも…「ビッグボス」新庄剛志新監督が守る野村克也氏の教え

拡大画像を見る

 連日、スポーツ紙をにぎわせる日本ハム・新庄剛志新監督(49)。“ビッグボス”誕生をファンもマスコミも歓迎する一方、“番長”清原和博氏は、これに噛みついた。自身のユーチューブで、「イラッとした」と、直球で苦言を呈したのだ。

「会見時のド派手なスーツや言動が不満だったようです。しかし、当の本人も引退後には白スーツでキャンプ視察をしていたわけですから(笑)、多くの野球ファンが“おまえが言うな”と思ったのも無理はありません」(スポーツ紙デスク)

 結果、この動画で清原は“炎上”してしまったが、一連の「新庄劇場」を不快に思う球界OBも少なからずいるのも事実。だが――。

■経済効果59億円!

「関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算では、新庄監督就任による経済効果は、なんと約59億円。球界にとって、明るい話題であることは間違いない」(前同)

 仰天パフォーマンスの裏にも、したたかな計算があるという。

「見出しにしやすいキャッチーな言動でマスコミを引きつける手法は、監督時代の野村克也さんが得意としてきた、いわば“弱者の兵法”そのもの。阪神時代にその薫陶を受けた新庄も、そんな“野村イズム”を、しっかり継承していたわけだね」(球界関係者)

 確かに新庄監督は“二刀流挑戦”“4番抜擢”など、野村イズムを体験した張本人。「意外にウマが合う」と、阪神退団後も交流を温めてきた間柄でもある。両者の“師弟関係”を間近で見てきた阪神OBの藪恵壹氏は、こう語る。

■采配面でも“野村イズム”を出すためには

「野村さんは、目立ちたがりで派手好きな新庄の性格を逆手に取って、その気にさせるのが上手でした。それまでの彼は、突拍子もない言動をするわりに、上から強くいわれると、すぐヘソを曲げてしまう幼さもあった。技術論以前に“プロは、どうあるべきか”を説く“野村の教え”は、そんな彼にも、ストンと腑に落ちたんじゃないかな」

 ただ、監督は、パフォーマンスだけではできない。野村イズムの継承者とはいえ、新庄監督は指導者経験ゼロ。指揮官としての能力は未知数だ。

「だからこそ、彼の持つ斬新なアイデアやひらめきを実際の戦術に落とし込むことになる林孝哉ヘッドや、他のコーチ陣の責任は重大。幸い、1軍投手コーチの武田勝は野村監督時代のシダックス出身で、バッテリーコーチの山田(勝彦)も野村阪神の経験者。采配面でも“野村イズム”が出せるかは、彼らの手腕にかかっている気がするね」(前同)

●ファンのほうを向いて野球を

 新庄監督就任で注目度も高まり、若手の多いチーム内には、すでに好影響が生まれつつあるようだ。

「何があってもファンのほうを向いて野球をする――最初は、その姿勢だけで十分。初年度に関しては、最下位独走でもまったく問題ないと思いますよ」(同)

 “ビッグボス”新庄の初陣が、今からもう待ち遠しい。

関連リンク

  • 12/5 12:00
  • 日刊大衆

スポンサーリンク

この記事のみんなのコメント

1

記事の無断転載を禁じます