ラングニック氏がマンUで初会見「偶然の要素を最小限に」…C・ロナウドやハーランドにも言及

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 マンチェスター・Uのラルフ・ラングニック暫定監督が、3日に就任後初の記者会見を行った。イギリス紙『マンチェスター・イヴニング・ニュース』が伝えた。

 マンチェスター・Uは成績不振を受け、11月21日にオーレ・グンナー・スールシャール前監督を解任。同29日、ホッフェンハイムやライプツィヒなどを率いてきたラングニック氏が、今季終了までの暫定監督に就任し、来季から2シーズンはコンサルタントとしてフロント入りすることを発表した。

 ラングニック氏は就労ビザの関係で2日のプレミアリーグ第14節アーセナル戦では指揮を執れず、3-2の勝利をスタンドから見守った。監督不在のなか3試合でチームを率いたマイケル・キャリック氏はクラブを去り、ラングニック氏が5日の第15節クリスタル・パレス戦から指揮を執る。

 3日に就任後初の記者会見に臨んだラングニック暫定監督は、最初に「マンチェスター・Uのようなクラブからこのような役割を求められたら、断ることはできない」とコメント。新天地での目標について、次のように語っている。

「チームに才能と経験があることは明らかだ。チームにもっとバランスをもたらすことが課題となる。昨日(アーセナル戦)だって、試合に勝つためには3ゴールが必要だった。1試合あたり平均2失点しており、これは多すぎる。昨日の試合はファンからしたらエキサイティングだったが、監督としては毎回必要な試合ではない。私にとっては、偶然の要素を最小限に抑え、試合をコントロールすることが重要なのだ」

「今後、試合を優位に進めるためには、積極的なプレーが必要だと思う。つまり、チームが一丸となってプレーできるようにすることだ。連帯感やチームスピリットが重要となり、昨日の試合で前半と後半を全く違う雰囲気にした特別なファンが私たちの助けとなる。これらをもたらすのは簡単なことではなく、たった数回のトレーニングでできることではない。コントロールすること、これが大きな目標となる」

 現エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについては、ラングニック暫定監督が求めるスタイルに合わないのではないかとの懸念もあるが、「常に、自分のスタイルやサッカーのアイデアを使える選手に合わせなければならないが、その逆(選手にスタイルやアイデアを強要すること)はない」と同監督。「36歳であんなに身体能力が高い選手は見たことがない」とC・ロナウドを称えた一方で、「彼一人についてだけでなく、チーム全体としてどう発展するかを考えることが重要だ」とも語っている。

 来年1月の移籍市場で新選手を獲得する可能性については、「新選手については(上層部と)話していない。今は、現在のチームを知るための時間であり、選手は十分にいる。クリスマスが終わったら、冬の移籍の可能性について話す時が来るかもしれない。私の経験上、冬の移籍市場はサステナブルな移籍が行われる期間ではない」と、冬の補強に消極的な姿勢を示した。

 ラングニック監督はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得に成功した場合、多額のボーナスを受け取るのではないかとも報じられているが、「これは明らかにナンセンスだ。私の契約にそのような条項はない」と噂を否定。「新しい選手のことを推測するのは意味がない。アーリング・ハーランドが素晴らしいストライカーなのは、当時ザルツブルクの関係者だった私自身が一番よく知っている」と同選手の能力を称えつつ、「私は幸せだ。このクラブには、他の選手のことを話す必要がないほど、攻撃陣にトップ選手が揃っている」とアタッカー補強の可能性を否定している。

 また、成績次第では来季も監督を続投する可能性があるのか、との質問に対しては、「夏に何が起こるかについては話していない。もしクラブがそのことについて私に話すなら、それはそれでいいだろう。もしすべてがうまくいけば、ライプツィヒのときと同じように、1年間仕事を続けるのがいいだろうと勧められるかもしれないが、それはすべて仮定の話だ」と可能性を閉ざさなかった。

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  • サッカーキング

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