元アイドル歌手、子供が生まれて1週間で破局「俺にはもう家族はいない」

 米人気グループ「バックストリート・ボーイズ」のニック・カーターの弟で、自身も1990年代後半にアイドルとして名をはせたアーロン・カーター(33)。しかし近年は、自己破産や薬物所持、危険運転による逮捕など問題続きで、2019年には兄ニックと双子の姉に対する接近禁止令も出された。そんなトラブル続きのアーロン、今度は子どもが生まれてからわずか1週間で、パートナーと破局したと報じられている。

◆破局、DV逮捕を乗り越えて第一子が誕生

 2020年初めからモデルのメラニー・マーティンと交際を始めたアーロン。しかし同年3月には、激しい口論の末、アーロンに傷を負わせたとして、メラニーがDVで逮捕された。それでも完全に別れることなく、仲直りした2人は、それから3か月後の6月に婚約した。

 そして11月22日(現地時間)、2人にとっての第一子となるプリンス・リリック君が誕生。2人の間にできた赤ちゃんを流産したこともあったメラニーだが、長時間に及ぶお産の末、緊急帝王切開で無事出産した。

 出産後には、メラニーやプリンス君の写真をSNSにアップしていたアーロン。子どもが生まれたことに感激し、メラニーをねぎらう言葉も投稿していた。

 しかし、それからわずか1週間で、メラニーと破局を迎えた。

◆破局の原因は双子の姉? 「俺にはもう家族はいない」

 11月30日、アーロンは「個人的な理由により、僕とメラニーは別々の道を歩むことに決めた」とツイートし、破局を発表。

 さらにツイートを連投し、自身の双子の姉エンジェルが、メラニーと連絡を取ったことが別れた原因であることをほのめかした。

「大きな嘘が存在した。姉が俺の元婚約者と連絡を取ったことで、全てが台無しになった。姉が俺を裁判所に引きずり出そうとしていることを知っているはずなのに」

「エンジェル、俺の家族を台無しにしてくれてありがとう」

 また、メラニーとアーロンの家族が結託して、自分を成年後見制度下に置こうとしているとも綴っている。

「俺には、人をだまそうとする家族がいて、メラニーもずっと俺に嘘をついていた。彼女は、俺の双子の姉や、家族と黙って連絡を取っていた。やつらは、俺を刑務所に入れて、成年後見制度下に置こうとしているんだ」

 さらに、「俺にはもう家族はいない」としたうえで、「メラニーは友人と共にラスベガスへ旅立った。息子にはもう会えないだろう」ともツイートしている。

◆家族の逮捕、薬物中毒死…荒れた家庭環境で育った

 アーロンには、バックストリート・ボーイズのメンバーとして知られる兄のニック、テレビの司会などで知られる姉ボビー、2012年に亡くなった姉のレスリー、双子の姉エンジェルがいる。

 ステージママだった母親の影響で、幼い頃から芸能界で活躍したカーター家の子どもたち。しかし、両親の離婚や母親の逮捕、姉レスリーが薬物の過剰摂取で死亡するなど、様々な不運に見舞われた。若くして人気アイドルになったアーロンも、大人になるにつれ、薬物や飲酒、度重なる逮捕など問題を多々抱えるようになった。

◆姉と兄への接近禁止令が敷かれ、行動がエスカレート

 また、アイドル時代には、デュエットを披露したこともあったアーロンとニックだが、2017年には兄弟間の確執が明るみになった。きっかけとなったのは、アーロンが危険運転などで逮捕された際、ニックがツイッターで「助けが必要ならいつでも連絡してこい」と呼びかけたこと。アーロンは「本当に心配なら電話してくればいい」と突っぱねたが、ニックは「連絡先を知らない」と釈明。兄弟が疎遠になっていることがわかった。

 2019年には、「弟から殺害予告を受けた」として、ニックとエンジェルがアーロンに対し接近禁止令を求め、認められた。これをきっかけに、アーロンの言動はますます過激になり、ニックや亡くなった姉のレスリーから、「幼いころに暴行を受けていた」と告発したこともあった。エンジェルに対しても、「姉に薬物検査を受けさせて。エンジェル、授乳しながらマリファナ吸ってるんだろ」などとツイッターに書き込んだ。

 過去には、精神的な問題を抱えていることを告白したアーロン。ネット上では、生まれたばかりのプリンス君を心配する声も上がっているというが、これに対しアーロンは「これからも息子のことを再優先に考える」と応じている。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

2021/12/3 8:43

この記事のみんなのコメント

1
  • ***

    12/6 13:15

    所詮クズにはお似合いの結末ですね

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