NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』HP発表とドラマ『山本五十六』主演で、いよいよ待たれる「最後の男・香取慎吾」

 12月1日、2022年1月9日に放送されるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の公式サイトやメインビジュアルが正式に発表された。同作は小栗旬(38)が主演の北条義時を演じ、脚本を三谷幸喜(60)が担当することなどから、放送前から非常に注目が集まっている。

「メインビジュアルの撮影はレスリー・キー氏、アートディレクターは吉良進太郎氏がそれぞれ務めました。真っ暗な背景に義時が不敵に微笑んで手を広げており、その背中から色とりどりの布が広がっています。吉良氏によると、“さまざまな目論見をもつものたちを覆し、鮮やかに君臨するさま”をイメージしたそうです」(女性誌記者)

 いよいよ本格的なスタートに向けてに期待が高まったが、その翌日の2日には、「語り」をいまやもっとも売れている女優と言っても過言ではない長澤まさみ(34)が務めることが発表され、盛り上がる一方だ。

 しかし、それだけに三谷作品常連の「あの男」の出演がなかなか告知されないことも話題になっている。

「新しい地図のメンバーでTHE有頂天ホテル』、『ザ・マジックアワー』、『ギャラクシー街道』などなど三谷作品の常連である香取慎吾(44)の出演が、まったく告知される気配がない。大河『鎌倉殿』に動きがないいっぽうで、香取は04年の三谷幸喜の『新選組!』以来、17年ぶりにNHKのドラマに起用され、そちらが話題になっていますね」(前同)

 香取は、今年12月30日に太平洋戦争80年特集ドラマ『倫敦(ロンドン)ノ山本五十六』で、主演で海軍将校の山本五十六を演じることが告知されている。キャストも片岡愛之助(49)に高良健吾(34)、國村隼(66)、伊武雅刀(72)に市原隼人(34)と、大河ドラマに負けず劣らずの大物揃いだ。

「大河ドラマ『新選組!』以来17年振りにNHKのドラマに出演させて頂きます。時代を背負い、背を正し、視聴者の皆様にその瞬間をお届けできるように、この役としっかりと向き合いたいと思います」

 と、香取はコメントしている。

■香取の出演告知は来年!?

「思い切った丸刈り頭が、実に似合っています。真っ白な海軍服や、黒いスーツを着て窓からロンドンの時計塔を見つめるビジュアルが公開されていますが、どちらも非常にインパクトがある。今年の刑事ドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京)と同じく、“脱・慎吾ちゃん”の気概を感じさせるし楽しみではありますが、やはり『鎌倉殿』にも期待してしまいますよね」(前出の女性誌記者)

 ファンの間では183cmの長身と恰幅の良さを生かし、源氏の棟梁の座を頼朝と争うライバルで猛将の木曽義仲や、菅田将暉(28)の義経を守護する武蔵坊弁慶を演じることが期待されていたが、木曽義仲は青木崇高(41)が演じることが発表されている。ちなみに、青木は2012年の大河ドラマ『平清盛』では、弁慶役を演じている。

「残されたのは弁慶、ということですね。もっとも、三谷作品はちょっとした端役でも普通に名の知れた俳優を使います。たとえば、『真田丸』では終盤に1話限りの役でアンジャッシュの児嶋一哉(49)を起用していたし、NHK自体が今年9月3日に『ワルイコあつまれ』で新しい地図の出演を当日まで徹底的に伏せていた前歴があります。弁慶に限らず、香取は何らかの役で出演すると思いますよ」(前同)

 今年2月14日スタートの『青天を衝け』についても、放送直前の2月9日にキャストの追加発表があったが、その際に発表されたのはディーン・フジオカ(41)と町田啓太(31)というやはり売れっ子俳優だった。

 香取の出演告知は、来年の放送開始ギリギリに発表されるのかも!?

2021/12/3 7:30

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