気になる人との距離をグッと縮める「とっておきの質問」

ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。

難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。

好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。

さあ、恋の魔法をかけてみない?

■恋を叶える魔法のフレーズ

ラブスペルNo.20

「なんで?  私のこと気になってるの?」

◇この言葉の効果

ドキッとする質問を投げかけられた時に、そこから形勢逆転できます。

具体的には「好きな人いるの?」「タイプは?」「どんな人と付き合ってたの?」といった質問になります。恋愛面を深掘りするようなものですね。

こうした質問には答えづらいもの。本音を語ると立場が悪くなる気もするし、とにかく恥ずかしい。何が正解かも分かりません。そして、どぎまぎしながら無難な返答しかできなかった経験はないでしょうか。

そんな時に、ぜひ唱えてください。

一気に、際どい質問を投げかける側に回れます。罠をかけていたはずの狩人が、瞬時に、罠にかけられることになるように。予想していなかった分だけ、よりドキドキさせる――主導権をにぎる――ことができるのです。

男女に、恋愛トークはつきものです。

その水面下では、したたかに有利な心理的立場の取り合いが潜んでいるのです。そこで気の利いたことを言えると、恋愛は進みますし、うまく答えられないと、遠ざかってしまうことも。

気の利いた返答を用意しておくと、いざという時に救われます。カウンター魔法として覚えておきましょう。

■ラブスペルの使い方

このラブスペルはリズムが大切です。

まずは「なんで?」と唱えたあとに、彼の反応を伺いましょう。

彼は予想外の反撃をくらって、言葉に詰まることでしょう。あるいは焦りながらしゃべるかもしれません。その様子をながめたあとで「私のこと気になってるの?」と、二の矢を放つのです。

すると、さらに彼は困ったような顔をするでしょう。

図星そうなら、さらに「ねえ」と笑いかけることもできます。または、急に話題を変えて、テーブルの上の食事について語ることもできます。気まずそうだから話題を変えてあげた、というふうに。

■会話は「審査する立場」の奪い合い

コミュニケーションでは、「好きな人いるの?」といった質問など“審査”を仕掛けた方の立場が、どうしても強くなります。会話は、小さな審査の積み重ねなのです。

相手の職業を尋ねたり、言葉の意味を質問したり、面白い話をせがんだり、珈琲をおごってくれないかと頼んだり――ここにも小さなお試し行為が潜んでいるのが分かるでしょう。

そして、今回のラブスペルは「審査を仕掛けられた時に、それを仕掛け返す」というテクニックに当たります。かなりの高等技術なわけですね。

ですが、臆することなく「私が審査する側だ」というマインドを貫き、彼の心をグッと引き寄せましょう。

(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)

2021/12/2 17:10

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