【チャレンジC展望】若くて勢いのある馬が活躍傾向、あの馬に期待したい

 以前は秋の阪神開幕週に行われており、当時の勝ち馬には、ジャパンCと宝塚記念を制したタップダンスシチー、春の天皇賞を勝ったスズカマンボ、宝塚記念と有馬記念を制したドリームジャーニーなどがいる。12年からこの時期の阪神に移動し、16年までは芝1800m、それ以降は芝2000mで開催されている。

1.若い馬が強い

 時期変更以降の9回で3歳馬が5勝、4歳馬が2勝している。また、14年の勝ち馬トーセンスターダムと17年の勝ち馬サトノクロニクル、昨年の勝ち馬レイパパレは、これが古馬混合重賞初挑戦だった。若くて勢いのある挑戦者が通用しやすい傾向がある。

2.中4〜8週の馬に注目

 時期変更後の9回で、中4〜8週で参戦した馬は[8-5-3-35]で連対率25.5%、複勝率31.4%。対して、中9週以上の休み明けだった馬は[0-2-3-17]で複勝率22.7%、中1〜3週だった馬は[1-3-2-50]で複勝率10.7%。

3.前走も勝利していた馬

 昨年と18年は、2頭出走していた前走1着馬によるワンツー。一昨年も4頭出走していた前走1着馬のうちの3頭で3着以内を占めた。近年は特に前走1着馬の活躍が多く、時期変更後の9回に広げて見ても、前走1着馬は[4-6-2-13]で複勝率48.0%もある。

 ジェラルディーナは春の休養を経て本格化。休み明け初戦こそレース中のトラブルで敗れたが、そこから底を見せない走りで条件戦3連勝でオープン入りを決めた。外回りがベターなのかもしれないが、小倉でも連勝しており内回りがこなせないというわけではないだろう。前走後も好調を維持しており4連勝を期待。

2021/12/1 6:00

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