セブンの冷凍食品チャーハンを出したら手作りだとカン違いした夫。義両親に困った報告を…

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スーパーやコンビニでいつでも手に取れる冷凍食品は本当に便利ですよね。しかも値段も手頃で美味しいものが多いようです。

今回は、そんな冷凍食品が原因で起こったエピソードをご紹介しましょう。

◆冷凍チャーハンを出したら夫が絶賛

中山香織さん(仮名・32歳・主婦)は、ある日曜日、夫のSさん(31歳・メーカー勤務)と一緒に食べるお昼ご飯のメニューを考えていました。

「めんどうだったので手抜きでいいやと思い、セブンイレブンの冷凍炒飯(チャーハン)に、同じくセブンの冷凍海老チリをかけて、万能ネギの刻んだのが冷蔵庫にあったのでふりかけてSに出したんですよ」

すると夫は目を丸くして「香織ちゃん、すごいよ!こんなの作れるなんて中華の天才だね」と大絶賛。

「全く冷凍食品だと気づかないで、興奮気味に褒めてくれるので…ついホントのことが言えなくなってしまったんです」

◆夫が義実家で作ることをリクエスト

それから週一ペースで「中華の天才!またアレ作ってよ」とリクエストされるようになってしまったそう。

「冷凍庫の奥の方に冷凍炒飯や海老チリを隠して見つからないようにしたり、レンチンしている姿を見られないようにビクビクしながら、しばらく嘘をつき続けていました」

そんなある日、Sさんから「来週うちの実家に帰る時、両親に例の海老チリ炒飯作ってあげてよ!香織が中華の天才なんだって言ったら『良い海老買って待ってる』って楽しみにしていたから」と言われて、香織さんは血の気が引きました。

「実は私、海老チリなんて作ったことないし、炒飯もあんな風にパラパラにできないんですよ。いくら美味しいからといって冷凍食品をお義母さん、お義父さんに出す度胸もないので…正直にSに告白することにしたんです」

勇気を出してSさんに話すと「何でそんな嘘つくんだよー!」と頭を抱えてしまったそう。

「せっかく妻の料理の腕を両親に見せつけてやりたいと意気込んでいたのに…悪いことしちゃったなと思い、私が電話して謝るよと言いました」

緊張しながら香織さんは、お義母さんに電話をかけました。

◆実は義母も夫に冷凍餃子を出していた

「私が『謝らないといけないことがあるんです』と深刻なトーンで話し出すと、すごく心配そうに聞いてくれました」

いざ、夫が冷凍食品を香織さんの手作りとカン違いし、そのまま訂正できずにいたことを話してみると…。

「『私もずっと、Sに餃子作ってと頼まれる度に冷凍餃子を黙って出していたから気にしないでね』と言われて思わず笑ってしまいました。一気に緊張がほぐれてホッとしましたね」

そして餃子の件を夫に伝えてみると「何でどっちも俺をだますんだよー!」とふてくされてしまったそう。

「Sに今度から冷凍食品の時は最初に言うねと約束して、機嫌(きげん)を直してもらいました。今度、お義母さんにSが気に入っていた冷凍餃子を教えてもらって、出してみたいと思います」

 続いては、冷凍食品の台湾まぜそばが原因で夫と夫婦げんかになったという女性の話です。

◆夫と冷凍食品がもとでケンカになった

緒方美緒さん(仮名・30歳・主婦)は、料理をするのが大好きで、日々レシピサイトを見てはレパートリーを増やしていました。

「夫のK(36歳・会社員)の喜ぶ顔が見たくて、常に新メニューの研究をしていたのですが、先日ちょっとケンカになってしまって」

さて、いったい何が起きたのでしょうか?

「先日、幼なじみのA子(30歳・会社員)が『コロナでずっと我慢してきたけどもう限界!どうしても温泉に行きたい』と言うので、箱根に一泊旅行してきたんです」

そして翌日帰宅してみると、夫の夕食用に作っておいたクリームシチューが手付かずのまま冷蔵庫に入っていたそう。

「おかしいなと思いました。クリームシチューはKの好物なんですよ。なんだか胸騒ぎがしてゴミ箱のフタを開けてみたら…そこには冷凍食品の袋が捨ててあったんです」

それはファミリーマートの「麺屋こころ監修 台湾まぜそば」でした。

◆なぜ冷凍食品より私の料理の方が美味しいと言ってくれないの?

「仕事から帰ってくるなりKに『なんでシチューを食べないで冷凍食品なんか食べた訳?それってすごく失礼だよね』と詰め寄ったら『たまにはいいだろ?それぐらいで失礼とか言うなよ』と口論になってしまって」

頭にきた美緒さんは「もう料理作る気なくなったから、これからは好きなもの勝手に買ってきて食べたら」と夫に言い放ちました。

「あわててKは謝ってくれましたが『違うんだよ、このまぜそば、ラジオで美味しいって言ってたから気になって。食べてみたらホントお店みたいな味ですごいんだよ!ね、だから美緒も一緒に食べようよ』と笑顔で話してくるKの無神経さにイライラしましたね」

なぜ冷凍食品より私の料理の方が美味しいと言ってくれないの?と美緒さんは悲しくなってしまったそう。

「『私の料理が冷凍食品なんかより下な訳ない!』と翌日のお昼に例のまぜそばを買ってきて確かめてみることにしたんです」

◆食べみて反省、夫と仲直りした

レンジでチンしたまぜそばに、温泉たまごを落として食べてみると…。

「それがビックリするほど美味しくて。この味がレンジでチンするだけで食べられて、300円もしないなんて信じられないですよ」

料理を作るのが好きな美緒さんは、今まであんまり冷凍食品を食べてきませんでした。

「子供の頃に食べた冷凍食品と全然違いますね。これは確かに人にオススメしたくなる味だし、あんなにイライラしてしまってKと冷凍食品に申し訳なかったなと反省しました」

その晩まぜそばに、そぼろやネギ、キムチに卵黄など豪華にトッピングをして、Kさんと一緒に食べながら仲直りしたんだとか。

「それ以来、私の方がまぜそばにハマってしまって(笑)その他にも汁なし坦々麺や、ちゃんぽんとかあれこれ冷凍食品を楽しんでいます」

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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