大和田南那、2nd写真集で新境地に到達 “エロい”の反響は「めっちゃ嬉しい!」

“なーにゃ”の愛称で親しまれ、グラビア・女優・YouTuberと幅広く活躍する大和田南那が、2nd写真集『Private』を11月30日に発売した。

今作は「最後まで見たら、必ずまた最初から見返したくなる。無限ループ写真集」。1st写真集で挑戦した“手ブラ”級の大胆カットが続出すると豪語する彼女に、写真集の魅力と近況を聞いた。

──2nd写真集を出せると決まった時は、どういう心境でしたか?

1st写真集の時、撮影前にめっちゃ過酷なダイエットをしたんです。だから「やばい。またダイエットしないと」と思いました(笑)。その時は撮影ギリギリになってダイエットを始めたので、今回はそうならないようにと思って、2ヶ月前ぐらいから徐々に食事制限をしました。

──グラビアの撮影は、写真集に限らず普段からあると思いますが、やっぱり写真集の撮影は特に意識するものでしょうか。

普段は撮影の3日前ぐらいからちょっと気にするぐらいだったんですが、写真集は特に「ちゃんとしないと」と思って頑張りました。でも撮影に行った先ではめっちゃ食べました。香川県と徳島県に行ったんですが、連日うどんを食べて「やっぱり香川のうどんって美味しいんだ!」って感動しました。

──1st写真集と比べて、今作はどんな違いがありますか?

雰囲気がすごく大人っぽくなりました。1st写真集で「すごい攻めてる」と言われていたような写真が、今回は何枚もあるんです。1st写真集では初めて手ブラをやったんですが、角度とかも細かく決めて「ここならならギリいけるかな?」という感じで試行錯誤しながら撮ったんですよ。でも今回は、そのレベルの写真が要所要所である。

──1st写真集でのとっておきの必殺技のようなカットを今回は連発しているわけですね。全体のテーマとしてはどういうイメージで撮影されたのでしょうか。

『Private』というタイトルの通り、私の素な表情をたくさん見られる内容になっています。それと帯に「最後まで見たら、必ずまた最初から見返したくなる。無限ループ写真集」に書いてあるんですよ。見ていただいた方にしかわからないんですが、雨の風景から始まって、それが止んだところから写真集が始まるんです。そこから読み進めていくと、最後にまた最初の衣装に戻って、雨が降ってくる。

──なるほど。思わずまた最初に戻ってしまうという仕掛けですね。写真集の世界から抜け出せなくなる、無限ループ。

そうなんです。

──今回の写真集は大和田さん自身が意見を出すこともあったんですか?

今回から、自分が着たい衣装やどういうカットが撮りたいかということを言って、採用してもらいました。入れてほしいカットも言ったし、初めてここまで関わったのですごく思い入れがあります。1st写真集の時は全然わからなくて全部お任せしていたので。

──意見を言ううえで、他の方の写真を参考にはしましたか?

他の方のグラビアを見て「こういうカットを撮ってみたいな」とか「こういう世界観いいな」って思うことがよくあるんです。今回は今田美桜さんの写真集を見て「自然の中で撮りたいです」って参考にさせてもらったりもしました。カメラを意識してない感じの写真が撮れたらいいなと思っていたんですが、そういうカットもめちゃくちゃ多く撮ってもらえて、すごくうれしいです。私の理想の写真集になりました。

──自然なカットもそうですが、今回は攻めたカットも多いんですよね。お風呂の場面ではお尻も出てます。

これ私めっちゃ好きなんです。自分では、自分のことを大人っぽいとはあまり思えないので、無邪気な感じが自分っぽくていいなと思います。

──実は肌色に見える水着を着ていたりするようなことはないですか?

ないですないです!

──リアルなんですね。1stと比べても過激な写真も増えているようですが、抵抗はないものでしょうか。

全然ないです。10代の頃は見せ方もわからなかったので正直言って楽しめてなかったんですが、最近はグラビアのお仕事は「自分を撮ってもらっている」という感覚があって、すごく楽しいんです。

──大和田さんはグラビア以外にも様々なお仕事をされていますが、いずれは女優に専念したいとか、グラビアを卒業するような未来は考えていないですか?

私は需要があるならば続けたいなと思います。熊田曜子さんとか、長くグラビアを続けている方ってすごく格好良いなと思うんです。年齢を重ねたり、お母さんになったりしてもグラビアをやって“エロい”のは素敵だなと思います。

──“エロい”を格好良いと思うようになったんですね。

“エロい”って言われるの良くないですか?私は褒め言葉だと思うんですよ。なんというか、私はまだ「可愛いね」ぐらいなのかなと思うので、「エロ!」って言われるようになれたらいいなと思います。

──ではこの写真集を買った方には「エロ!」って鼻息荒く見てもらえるのがいい、と。

めっちゃ嬉しいです!

──そう思うのは以前からですか?価値観が変わってきた?

変わってきたかもしれないです。10代の頃はたしかに嫌でした。その頃は自分にそういう要素もなかったからだと思うんですけど。

──なるほど。グラビアは続けていきたいということですが、今後の活動で思い描いていることはなにかありますか?

以前、DVDの発売記念イベントをやらせていただいた時に、私を知ってくれたきっかけが皆さんバラバラだったんですよ。AKB48の頃から見てます、という方もいれば、DVDを買ってから知りましたとか、YouTubeで知りました、Instagramから知りました、女優さんとして知りましたって方もいたり。そういうのがめちゃくちゃ嬉しいなと思ったんです。色々なところで、そうやって見られる機会が多くなると嬉しいなと思うので、全部を100パーセントの力で出来たらいいなと思います。

──アイドルを卒業してからお仕事への向き合い方に変化はありましたか? 

今まではいつも周りにメンバーがいたんですよ。でも辞めてからは1人で現場に行って、周りは知らない人たちだらけで、毎回新しい環境ということに慣れるのに時間がかかりました。味方がいないというか、ひとりぼっちのような感覚が最初はあったんですが、最近は全部の現場がすごく楽しいです。

──今の立場からはAKB48をどう見ていますか?

この間、劇場公演を観に行ったんです。また新しい感じになっていてすごいなと思いました。格好良かったです。ファンの方の目線で見ているとなんか恥ずかしかったですね。「お願いだから私の存在に気付かないで欲しい」と思いました(笑)。ステージに立っている時は、ファンの方と目が合って手を振った時に目をそらされたりすると「え、なんで」って思っていたのに。

──そんな人いるんですか?

いるんです。「あれ、手振り返してくれないんだ」って思っていたんですけど、実際に客席から見てみると映画を観ているような感覚というか「なんで私の存在に気付いているの?」みたいな感じですごく恥ずかしくなったので「こういう感じかー」とわかって面白かったです。

──卒業後はファンの方との距離感も変わりましたか?

やっぱり卒業すると少し離れてしまいますね。今までは定期的にあった直接会えるようなイベントもなくなったので、この間のイベントがめちゃくちゃ久しぶりの直接会える機会でした。でも昔から来てくれている人はやっぱり覚えていました。「久しぶり」って言ったら「2年振りだけど覚えてるの?」って言う方もいたりして。

──覚えてもらうコツはなにかありますか?

アイドルの頃は、ずっと名札を付けてくれていた人とかは覚えやすかったですね。あとは印象的な話をしてくれたり、印象的な格好をしていたり。握手会に毎回ドラえもんのコスプレで来る人がいたんですが、それは「またあの人いる」ってすぐ覚えましたね。

 

──たくさんのお話ありがとうございます。最後に改めて、写真集のアピールをお願いします。

既にたくさんの方に予約してもらっていて好評をいただいているんですけど、まだまだ皆さんに見てほしいです!これを見たら好きになってもらえるんじゃないかなと思います。私の“素”がどんな感じなのかも全部わかると思うので、ぜひ見てください!

取材・文・撮影:山田健史

2021/11/30 7:30

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます