鉄道テロで「死なない」ための緊急7か条!プロが教える正しい脱出&避難
10月31日、ハロウィンの夜に、京王線上り特急電車内で起きた無差別刺傷放火事件。服部恭太容疑者(24)は、隣に座っていた72歳の男性を刃物で刺したうえ、ライター用オイルを床に撒いて火災を起こし、17人に重軽傷を負わせた。
「犯行時、服部容疑者は映画『バットマン』で犯罪に耽るジョーカー役を模した、異様ないでたちでした。取り調べでは“人を殺して死刑になりたかった”と話しています。一時、意識不明だった72歳の男性は幸い命を取り留めましたが、あまりに身勝手な犯行理由に誰もが震撼しました。11月8日には、九州新幹線の車内で放火未遂事件が発生。69歳の容疑者は、警察の調べに“京王線の事件を真似た”と供述しており、事件の余波が広がっています」(全国紙社会部記者)
もはや、鉄道テロが日常的に起きる国になりつつある見本。列車で凶行に巻き込まれた際、「死なない」ための7か条を探った。
■比較的安全なのは列車の前後
まずは、どの車両に乗車するか、注意したい。
「京王線では10両編成の3号車、九州新幹線でも8両編成の3号車と、中間車で事件が発生。ワンマン運転以外の通勤電車は、列車の前後に乗務員がいるので、その近くではテロを起こしにくい心理が働きます。つまり、端っこが比較的安全ですね」(警察関係者)
とはいえ、慌てて飛び乗ったら車両を選ぶのは至難の業。そこで、電車に乗ったら、安全設備を確認することを常としてほしい。
「乗務員と連絡できる『非常通報装置』はドアのすぐ脇、手動でドアを開け閉めできる『ドアコック』は車両中央の座席の下についていることが多いです。消火器はたいてい、車端の連結部近くにあります」(防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏=以下同)
非常時に役立つ、これらの安全設備だが、優先すべき順序がある。
■非常通報装置やドアコックの順序は?
「まずは、非常通報装置のボタンを押してください」
京王線の事件では、乗客が操作した非常通報装置に車掌が応答しても、乗客から反応がなかったという。
「緊急事態こそ、落ち着いて正確に、乗務員に状況を伝えることです」
別の乗客は、電車から脱出しようとして、ドアコックを操作したようだが、それが混乱を加速させた。
「ドアコックを使うと、列車は加速できなくなります。所定位置とずれて停車したため、駅のホームドアが開かなくなりました。また、走行中は地面に転落する危険がありますし、停車中でも対向列車に跳ねられる恐れも。乗務員の指示がない限り、ドアコックは開けないことです」
●消火器が大きな助けに
一方、火災への対応だけでなく、犯人から我が身を守る際にも、消火器が大きな助けになるという。
「泡を顔に吹きかければ犯人は怯みますし、目に入れば一時的に視界を奪える。重い消火器そのものが、貴重な武器にもなります」
最後は脱出方法だ。京王線の事件では、ホームドアが開かなかったため、乗客は窓から脱出したが、ホームドアには非常用の開閉ボタンが設けられている。
「実は、ホームの外側(線路側)にもあります。本来は、駅間で列車が緊急停止し、駅まで避難して来た人がホームに上がるためのものですが、覚えておくといいでしょう」
これら7か条を頭に入れ、いざというとき、自分の命を守ってほしい。
おこそほのともよろを
11/30 2:55
女性への痴漢行為や盗撮行為や猥褻行為も起きるからなあ。
いち(
11/30 1:26
マスク、ヘルメット、サングラス、防刃チョッキ、出掛ける時は必須アイテムやね。
観音寺六角
11/29 19:13
凄惨さを極めるのはその時代の背景に何があるのか考えなければならない。一瞬で怯むのはカメラのストロボ📸、催涙ガス、電撃警防⚡持ち込めないからムリ😢🆖⤵️