ついに退院! 病院で出会った大切な仲間に挨拶へ行くと…【鼻腔ガンになった話 Vol.77】
■前回のあらすじ
栄養士さんとの面談を終え、退院前日に闘病生活を振り返る私。たくさんの人たちに助けてもらったからこそ、頑張っていかなきゃ! と思うのでした。
■いよいよ退院! 挨拶に尋ねたのは…
むーさんといい感じにさよならの挨拶ができたので、安心していました。
むーさんとは、1回目の入院も2回目の入院も同じタイミングだったんで、余計に仲間意識がありました。退院後、検診で会えるかと思ってたんですが、会えず、さみしかったです。
でも、短い間だったけど、むーさんに会えて楽しい時間が過ごせて嬉しかったです。
■いつか病気のつながりじゃない友達になれたら…
手芸仲間のSさんとの思い出。病気によって入院期間も違うし、入院しているときのしんどさやつらさも変わってきます。
Sさんは何回かの手術が入院中に必要で、回復しては手術、回復しては手術という繰り返しでした。体力的にも大分しんどかったと思います。でも調子の良い日は一緒に手芸をしたり、話したり。私は引っ越ししたてだったので、お見舞いに来てくれる友達もいなかったから余計に友達ができてうれしかったです。
でも病院で出会った友だちなので、どこまでプライベートに踏み込んでいいのかわからなくて。連絡先だけ交換したものの、「もしあれからまだ退院できてなかったら」と思うと連絡できませんでした。
※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。