華麗な握りに和食の技を携えて、名店へと駆け上がる期待の新店

年末も近くなったし、西麻布でしっぽりと鮨デートなんていかがだろうか?

銀座の名店『青空』で8年研鑽を積んだ三井 祥さんが、自身の店を西麻布にオープンさせた。

師匠譲りの美しい握りと手の込んだつまみで早くも人気という新店をご紹介しよう。



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

鉄分の旨みに富んだ「赤身」は青森・大間産

銀座を席巻した『青空』出身らしい、美しき握り


大将・三井 祥さんのスマートな佇まいが美しい「赤身」の握りは、出自を明確に物語っている。

三井さんは『青空』で8年半にわたって研鑽を積んだ若き精鋭。その後、この場所にあって今は近くに移転した日本料理店『豪龍久保』でも経験を重ねた。

そして今年、この『鮨 祥』にて、念願の独立を果たした。

米酢は師匠と同じ「白菊」で、ほど良い酸味がありキレのある味わい。シャリと一体化した仕上がりに継承された技術が窺い知れる。

そしてまぐろの『やま幸』をはじめ、仕入れ先は全て『青空』と同じなのだ。


キレがある米酢のシャリなどでも師の教えを順守するが、自分の感性を生かして新しい握りにも取り組んでいる。

例えば「毛蟹」。蒸した脚をふたつに割いて握っており、ほぐれながら旨みと香りが口の中に広がっていく。

ついつい酒が進むつまみも充実!


そして、この店を語る上で絶対に欠かせない個性につまみの完成度があり、こちらは『豪龍久保』出身の料理人と手掛けている。

この日は「サンマの炭火焼き」が登場。

香ばしく焼くことで上品な脂のコクを生かし切っているが、骨やワタは一度、丁寧に外した上で肝などの美味しい部分だけを身に巻き込む。

「サンマの炭火焼き」。北海道・厚岸産でこの日、豊洲に入った中で最高だった3尾のうちの1尾を使用


炭火でじっくりと焼き上げ、調味は塩のみ。

素材の良さをダイレクトに表現する、正統派和食のさすがの仕事ぶりに感激するのだ。


元『豪龍久保』という立地で、西麻布の裏通りに灯る行灯が目印。

人気店が点在する美食エリアにあり、地下へと続く動線もまた密やか。この先に若き精鋭の握る鮨が待つ。

【予約の方法】

コース全26品/33,000円
電話もしくは「OMAKASE」から。毎月1日に翌月分を受け付けるが、2部制になったことで12月はまだ空きあり。


ホテルの日本料理店を経て鮨職人になりたいと銀座『青空』へ。高橋青空さんの下で8年半を過ごした後『豪龍久保』で半年修業し、『鮨 祥』を開く。

快活なキャラクターも魅力だ。



新店にも関わらず、名店2軒の技を継承する新星となれば話題になるのは当然。

これから西麻布の頂点へと上り詰めるであろう『鮨 祥』の、今後の活躍から目が離せない。


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