CL初先発でゴール…チェルシー育ちの22歳DFが喜び「夢が叶った」

 チェルシーに所属するU-21イングランド代表DFトレヴォ・チャロバーが、チャンピオンズリーグ(CL)での初ゴールの喜びを語った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 CL・グループH第5節が23日に行われ、チェルシーはホームでユヴェントスと対戦。25分にセットプレーの流れからチャロバーが先制点を決めると、56分にはリース・ジェームズが、58分にはカラム・ハドソン・オドイが、90分にはティモ・ヴェルナーが追加点を挙げ、4-0で快勝。この結果、決勝トーナメント進出が決まったほか、グループ首位にも浮上した。

 8歳からチェルシーに所属している現在22歳のチャロバーは、今シーズンの初戦となった8月11日のUEFAスーパーカップのビジャレアル戦でトップチームデビューを果たすと、プレミアリーグ開幕戦で初ゴールを挙げるなど、ここまで公式戦12試合に出場し、3ゴールを記録する活躍を見せている。

 今月5日には2026年まで契約を延長した同選手は、ユヴェントス戦ではCL初先発出場を果たし、先制点を挙げ勝利に貢献。同試合の「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ」に選出されたチャロバーは試合後、「夢が叶った。幼い頃からCLの試合はたくさん見てきた。今はそれに関わっていて、初先発でゴールを決められるなんて、信じられないよ」と喜びを口にした。

 また、ユヴェントス戦ではチャロバーのほか、R・ジェームズ、ハドソン・オドイ、3得点目をアシストしたルベン・ロフタス・チークらチェルシーの下部組織出身選手たちが活躍を見せた。このことにチャロバーは「これはクラブが見たいものだ。下部組織出身の若い選手たちがプレーしている。そして、得点を挙げたりしているところを見ることは明らかにみんな誇らしいことだと思う」と語った。

 敵地でのユヴェントス戦は0-1で敗れ、CLで唯一の失点を許し黒星を喫していたチェルシー。ホームで4発快勝し、リベンジできた理由について聞かれたチャロバーは「今日はより攻撃的で、自分たちを信じることができていたと思う」と勝利の要因について明かした。

「僕たちの試合を彼らにした。彼らがどれほどの危険を引き起こすかは知っていたが、僕たちはそれを無効化できた。うまく守ることができていれば、残りは攻撃陣がやってくれるんだ」

2021/11/24 16:01

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