英王室、BBCの新ドキュメンタリーに異例の共同声明「根拠のない主張を事実として提示されていることがあまりにも多い」

拡大画像を見る

現地時間22日、英BBCで2部構成による王室とメディアの関係を描いたドキュメンタリー『The Princes And The Press』の第1部『The New Generation』が放送された。進行役はBBCのメディア担当編集長アモル・ラジャン氏が務めた。

『The New Generation』は、新世代の王室メンバーとして注目されるウィリアム王子とヘンリー王子の子供時代から、メーガン妃が王室入りするまでのメディアによる扱いを取り上げた内容だ。

番組では2人の王子とメディアとの関係を背景に、1990年代後半から2000年代前半にかけて一部の新聞社が行っていた盗聴などの違法行為を検証。メディアが王室メンバーや関係者をターゲットにして、これらの技術をどのように使用したのかを説明した。

また2000年代初頭にヘンリー王子と交際していたチェルシー・デイヴィーさんを監視するために雇われたという私立探偵ギャビン・バロウズ氏へのインタビューも流された。

メーガン妃の弁護士も登場し、今年3月に英メディア『The Times』が報じた妃による王室スタッフへのいじめ疑惑について言及、「それらは嘘の話です。事実ではありません」と強く否定した。

同メディアは当時、ヘンリー王子とメーガン妃の通信秘書だったジェイソン・クナーフ氏(Jason Knauf)が2018年10月に提出したケンジントン宮殿への苦情文の内容について、「この1年で、公爵夫人が2人のパーソナルアシスタントをいじめて辞職に追い込んだ」と綴られたことを伝えていた。

番組の最後では、エリザベス女王の住居であるバッキンガム宮殿と、チャールズ皇太子夫妻が住むクラレンスハウス、ウィリアム王子夫妻が住むケンジントン宮殿が送ったBBCへの共同声明を公開した。3家が揃って声明を発表するのは、非常に珍しいことだ。

文書には「自由で責任ある報道機関は、健全な民主主義にとって極めて重要である」と記され、「しかし無名の情報源からの誇張された根拠のない主張が、事実として提示されていることがあまりにも多すぎる。BBCを含む誰もがそれらを信用してしまうのは残念なことだ」と番組を放送した同局を激しく非難した。

画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2021年9月28日付Instagram「Wonderful to see @007 back on our big screens!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

関連リンク

  • 11/24 10:20
  • Techinsight japan

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます