主導権握るも…バルセロナ、ベンフィカとスコアレスドローで決勝T進出は持ち越し

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第5節が行われ、バルセロナ(スペイン)とベンフィカ(ポルトガル)が対戦した。

 ボールを支配するバルセロナは噛み合ったプレーが見られるものの、なかなか決定機を作りだすことができない。

 28分にはバルセロナのジョルディ・アルバが左足で強烈なシュートを放つがGKのセーブに阻まれる。

 すると35分、ベンフィカはコーナーキックからニコラス・オタメンディの強烈なシュートがゴールネットを揺らす。しかしコーナーキックがゴールラインを割っていたとして先制点は認められなかった。

 バルセロナは43分、ユスフ・デミルが右サイドから逆サイドネットを狙ったコントロールシュートを放つ。ボールは美しい軌道を描いたもののゴールポストに阻まれ得点とはならなかった。

 バルセロナは57分、メンフィス・デパイが一人で抜け出しDFを交わす。しかしシュートに持ち込む前にDFにブロックされてしまう。67分にはウスマン・デンベレのクロスにフレンキー・デ・ヨングが頭で合わせるがGKがファインセーブ。なかなかゴールをこじ開けることができない。

 83分、バルセロナはロナルド・アラウホがDF裏に抜け出してついにゴールネットを揺らす。しかしオフサイドフラッグが上がりノーゴールとなった。

 その後もバルセロナの怒涛の攻めは続くが、あと一歩及ばず。ベンフィカも終了間際に前がかりになった相手の隙を突いてカウンターを仕掛けたが、決定機を外してしまう。

 試合はそのまま終了し、2位バルセロナと3位ベンフィカの直接対決はスコアレスドローに終わった。両チームの勝ち点差は2で、CL決勝トーナメント進出の行方は最終節に持ち越されることとなった。

【スコア】

バルセロナ 0-0 ベンフィカ

2021/11/24 6:52

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