ツクバアズマオーが10歳で死亡 2017年の中山金杯覇者
引退馬協会事務局は23日、2017年の中山金杯(GIII)などを制したツクバアズマオー(牡10)が、委託先の鹿児島・NPO法人ホーストラストにて死亡したことを発表した。フォスターホースになって、わずか8カ月後のことだった。
同法人からの報告によると、昨夕は体調不良の為、痛み止め等の一次処置をして経過観察を行っていたが、朝になり容態が急変。
獣医師を待っている間に息を引き取ったとのこと。詳しい死亡原因については調査中。
ツクバアズマオーは父ステイゴールド、母ニューグランジ、その父Giant's Causewayという血統。通算成績は55戦14勝。
2013年7月に美浦の尾形充弘厩舎の管理馬としてデビュー。2016年の函館記念、オールカマーでともに3着と重賞で好走を続けた後、2017年の中山金杯を制して、重賞初勝利を果たした。
2018年に尾形充弘厩舎が定年で解散して以降は、根本康広厩舎に転厩。その後、2019年に高知の打越勇児厩舎に移籍し7勝を挙げた。
10歳まで現役を続け、今年1月に引退。引退馬協会のフォスターホースに。預託先である、鹿児島のNPO法人ホーストラストで余生を過ごしていた。
(認定NPO法人引退馬協会のホームページより)