地元の子どもに絶大な人気を誇る至極の大分からあげを上井草『番衆』で味わってきた

 日々“から活”に明け暮れている筆者のもとには、さまざまな“からあげ情報”が寄せられます。もっとも多いものは「うちの近所に新しいからあげ屋さんができた」というもの。新店オープン情報は新たな味との出会い。詳細にリサーチして、実際に食べに行くことも多いです。

 そして今回は東京・上井草から情報が寄せられました。なんでも今年4月に新規オープンした専門店だそうです。情報提供者によると「地元の小学生、とくに女の子に大人気」とのこと。ビジネスマン、あるいは学生に人気…というからあげはよく聞きます。しかし小学生、それも女の子に人気というのは初耳。

 一体どんなからあげなのか…。これは絶対に食べてみなければなりません。というわけで、西武新宿線・上井草駅から徒歩10分ほどにある『番衆(ばんしゅう)』にお邪魔しました。

1個50g以上あるジャンボからあげは衣も鶏皮も絶品!

 お店はテイクアウト用の窓口のほか、イートインスペースもあり、ランチやディナーでからあげを楽しむことができます。いただいたのは「大分からあげ定食」(3個・900円)。オーダーから5~6分ほどで登場。1個50g以上はありそうな巨大なからあげが3個、お皿の上にドドンとのっかっています。平べったい形状で、広げた鶏皮がガッチリと貼り付いています。

 いざ実食。衣も皮もパリッパリで実に爽快は歯ざわりで美味! 肉の旨みが濃厚にじむ肉汁が舌を優しくなでながらのどの奥に消えてゆくよう。あっさりめの味付けで、鶏本来の旨みが際立ちます。醤油やニンニクなどの風味がガツンとくる、ご飯やおつまみに合わせたいからあげと異なり、軽めの味わいで、おやつにもいけそう。なるほど、これは子どもたちにウケるというのも納得です。サイズも大きいので、満足感もアリアリです。

 筆者がとくに注目したのは鶏皮。これが抜群に旨い! 油感がなくパリッとした食感で、鶏皮が苦手な人も問題なく食べられると思います。それに皮は鶏の中でも特に旨みの強い部位。肉と一緒に噛み進めれば、美味しさ倍増です。こちらのお店で皮のみを揚げた「鶏皮せんべい」を提供すれば、人気が出るのでは? なんてことも考えてしまいました。

 さてこちらのお店、事前情報の通り、小学生の来店が多いそう。女の子に限らず、男の子もたくさん訪れるのだとか。子どもの味覚は正直なもの。お店の人によると、小学生の男の子が2人、お小遣いを持ってやってきて、単品のからあげを1個(180円)購入して分け合って食べたりしているといいます。実際に食べてみて、筆者もすっかりこの店のからあげの味の虜になりました。

●SHOP INFO

店名:番衆(ばんしゅう)

住:東京都練馬区下石神井5-1-39
営:11:00~20:00
休:日曜

●著者プロフィール

松本壮平
ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。

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