【ジャパンC見どころ】三冠馬コントレイル、引退レースを勝利で飾れるか

 コントレイルに注目したい。ここ3走の敗戦のうっ憤を晴らして最後の栄光を掴むことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■11/28(日) ジャパンC(3歳上・GI・東京芝2400m)

 コントレイル(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は昨年の無敗三冠馬で、今回がラストランとなる。必勝を期して挑んだ前走の天皇賞はエフフォーリアに屈する悔しい敗戦となったが、最後のタイトルは譲れない。昨年の菊花賞以来となるGI・5勝目を飾って有終の美を期待したい。鞍上は福永祐一騎手。

 シャフリヤール(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)は今年の日本ダービーをレースレコードで戴冠。秋の始動戦となった神戸新聞杯は不良馬場が大きく影響して4着に終わったが、その後余裕を持って乗り込まれ反撃の準備は整いつつある。古馬を撃破してGI・2勝目なるか。鞍上は川田将雅騎手。

 ユーバーレーベン(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)は今年のオークス馬で、ジェンティルドンナ、アーモンドアイに続く史上3頭目の3歳牝馬Vを目指す。前走の秋華賞は仕上がり途上に加えて外傷性の鼻出血などもあり不完全燃焼の内容。休み明け2走目で実績のあるコース替わり、斤量53kgなら巻き返しは必至だろう。鞍上はM.デムーロ騎手。

 その他、アルゼンチン共和国杯の連覇を果たしたオーソリティ(牡4、美浦・木村哲也厩舎)、昨年の菊花賞2着馬アリストテレス(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)、キーファーズ・松島正昭氏の共同所有馬ブルーム(牡5、愛・A.オブライエン厩舎)、同じく松島氏の共同所有馬で、今回は武豊騎手とコンビを組むジャパン(牡5、愛・A.オブライエン厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

2021/11/22 10:00

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