大谷の来季を支える? エ軍移籍の“クセ者”シンダーガードの評判

拡大画像を見る

 大谷翔平の新しいチームメイトは、けっこうクセの強いヤツのようだ。メッツからフリー・エージェントとなっていた右腕、ノア・シンダーガードがエンゼルスと契約合意したと複数の米メディアが報道した。

 シンダーガードは平均球速97-98マイル(約158キロ)で、メジャーリーグ全体でもトップクラスを誇る。昨季はトミー・ジョン手術の影響でほとんど投げていないが、復活すれば、エンゼルスの主軸投手となるはず。しかし、気難しい一面もあるようだ。

「シンダーガードが一躍注目されたのは、トミー・ジョン手術を受ける前の19年シーズンでした。18年に急成長して13勝を挙げていたからです。が、19年は10勝8敗で辛うじて2ケタ勝利に届きました」(在米ライター)

 不振は“チーム環境”だという。

 まず同年、正捕手となったウィルソン・ラモスとの相性が悪かった。数字上でもラモスと他投手が組んだときと比べ防御率で劣り、最初はラモスがシンダーガードに歩み寄ったが、まるでダメ。ついにラモスのほうから、「ヤツが先発する日は代えてくれ」と自らスタメン落ちを申し出たそうだ。

「シンダーガードは初球にストライクを取る割合が低く、それが課題とされていました。でも、スライダーや曲がり幅の大きいカーブが武器で、本人なりに速球をストライクゾーンに集めない工夫をしていました。でも、ボールが先行する場面が続くと、守っている野手も集中力を失うので…」(同前)


 また、当時のミッキー・キャラウェイ監督は「早めの投手交代」でも知られていた。そのあたりもシンダーガードにとっては不満で、“チームで浮いている”という印象を持つ取材陣もいた。

「去年は手術の影響で2イニングしか投げていません。でも、変なことでスポーツメディアに登場していました」(現地取材記者)

 ニューヨークにアパートを借りる契約を結んでいたが、手術とコロナ騒動でそこを実際に使うことはなかった。すると、アパートオーナーから家賃滞納で訴えられた。シンダーガードは「住んでいないのに?」を反論し、「2カ月分は払う」と和解案も提案した。アパートオーナーは納得せず、裁判へ。25万ドル(約2700万円)を請求されたそうだが、メッツ関係者は冷めた目で見ていた。

「エンゼルスのチームメイトと馴染めれば、必ず活躍しますよ」(同前)

 穏やかな性格で知られる大谷がシンダーガードを宥める場面もあるかもしれない。大谷は二刀流のため、登板間隔が変則となる。シンダーガードは実質、エースとしても期待されている。エンゼルス浮上のカギは、「大谷がシンダーガードと友達になれるかどうか」にもかかっているようだ。

(スポーツライター・飯山満)

関連リンク

  • 11/21 18:00
  • アサ芸Biz

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます