優柔不断な彼に結婚を決意させる“キラーフレーズ”とは?ラブレター代筆屋に聞いてみた

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 意中の人と近づきたい。彼氏や夫の心をもう一度引き寄せたい……。恋愛や結婚に悩みはつきものです。相手の心を惹きつけるために使いたいのが「言葉」のちからです。気持ちをくすぐるためには、どうするべきか。

 男女の恋心に寄り添うラブレター代筆屋・小林慎太郎さんに、シチュエーション別の「心を動かすキラーフレーズ」を聞きました。

◆ラブレター代筆屋という言葉のプロ

 日々、小林さんのもとにはたくさんの「ラブレター代筆」依頼が来ます。金額は、1通1万円(税込)。依頼を受けてからのヒアリングでは、相談相手の思いはもちろん、代筆という仕事柄、本人になりきるため口調・口癖などを丁寧に観察するといいます。

 告白やプロポーズのための手紙だけではなく、付き合っているパートナーへ感謝を伝える手紙、過去に付き合っていた相手との復縁を目的とした手紙など、LINEやSNSでは伝えられない思いを形に変えてほしいとさまざまな依頼が寄せられるそうです。

 そんな人々の背中を押す立場だからこそ分かるのが、相手の心をくすぐるためのキラーフレーズ。独身女性と既婚女性のカテゴリに分けて、小林さんのアドバイスと共に紹介していきます。ほんのワンフレーズなので、LINEや対面で、ふとしたタイミングで使ってみるのもアリかもしれませんね。

◆男友達と恋愛関係になりたい

 会社の先輩や後輩へ対する抑えきれない恋心。結婚に一歩踏み出してくれない彼氏への思いなど…。独身女性に向けたアドバイスから紹介していきます。

【お悩み】
旧知の男友だちと恋人関係になりたい。けど、勇気が出ない……

【キラーフレーズ】
いつも冗談ばかりの私だけど、この手紙、この気持ちは本気だから

【小林さんのアドバイス】
「本気」と覚悟を込めた言葉を使い、日頃友だちとして見せている一面との温度差を出すことで、このような状況にありがちな「友人としてしか見れない」という相手の気持ちを突破しましょう。「今まで見せていない、本当の私のことを知ってもらいたいな」と、意味ありげに言うのもアリ。ちょっと大胆に、友だちではない、女性としてのあなたを表現しましょう。

◆恋人寸前なのに…社内恋愛に臆する後輩に好意を伝える

【お悩み】
すでに“恋人同士”寸前でも社内恋愛に臆する後輩へ素直な好意を伝えたい……

【キラーフレーズ】
社内では私がフォローするけど、社外では◯◯君が支えてくれたらうれしいな

【小林さんのアドバイス】
 社内恋愛に臆病な理由は、噂になることで仕事に影響が出るという不安から。“社内”と“社外”を切り分けて書くことで、公私をわきまえることをさりげなく伝え、その不安を解消してあげましょう。

 また、「社外では支えてくれたらうれしいな」と言われると、相手は社内では見せないあなたの「弱い一面」や「甘えたがりな一面」を想像し、男心がくすぐられるはず。「スーツじゃない私服の◯◯君を知りたいし、等身大の私も知ってほしい」など、会社の顔とふだんの素顔は違うとアピールするのもアリです。

◆職場の上司を好きになってしまった

【お悩み】
年の離れた先輩や上司と恋愛関係を築きたい……

【キラーフレーズ】
年の差とか立場の違いとか、そういうの全部ひっくるめて◯◯さんが好きです

【小林さんのアドバイス】
 年齡も立場も違うしな…。そんな相手の不安をぬぐってあげるのが大切なので、そういう違いもわかった上で、「全部ひっくるめて好き」と伝えるのが効果的でしょう。

 また、どれほどの年齢差があるかにもよりますが、年の離れた相手からすると「考え方が合うか」「価値観が合うか」という不安も大きいはず。相手の趣味を事前に調べて、たとえば散歩が好きな相手であれば、「私もお散歩が好きです」と一言添えることで、趣味、価値観の一致をアピールするのもオススメです。

「年上の人といるほうがラクなんです」と率直に伝えてしまってもよいでしょう。

◆優柔不断な彼と、早く結婚したい!

【お悩み】
優柔不断な彼が結婚を決断してくれない……

【キラーフレーズ】
私に横にいてほしいか、そうじゃないのか。そろそろ決めてほしいな

【小林さんのアドバイス】
「結婚するか・別れるか」という迫り方だと、男性は圧を感じてしまい、あなたと距離を置こうとするかもしれません。あえて、「横にいてほしいか・そうじゃないか」とやわらかい表現を使うことで、そっと背中を押してあげましょう。

 また、男性が結婚に踏み切れない理由の一つとして、「まだ自由を謳歌したいし遊びたい」ということが挙げられます。そんな相手に対しては、「お互いを縛りすぎることなく、でも、必要なときにはそばにいる。そんな関係が理想なの」と、強く束縛するつもりはないことを伝えてあげるのも効果的でしょう。

◆既婚女性の悩み…夫や“いけない”恋の相手にかける言葉

 夫に愛されているのかという迷い。ダメだと分かっていながらも、不倫に走りたくなる恋心など、既婚女性の悩みも切実です……。

 不倫は多くの人を傷つける可能性があり、決して肯定できるものではありませんが、小林さんは「ラブレター代筆屋は想いを伝える仕事であり、善悪や是非、理非を説く立場にない」として、依頼を受けているそうです。

【お悩み】
長年抱いてくれない夫の気持ちをもう一度盛り上げたい……

【キラーフレーズ】
あなた以外の男性の視線に、気持ちがたかぶることもあるの

【小林さんのアドバイス】

 旦那さんが抱いてくれない理由として考えられるのが、結婚して「自分以外の男性になびくことはない」という気持ちの余裕です。

 よくいえば安心感、悪くいえば油断や新鮮味の欠如ですが、そこをどう打破できるかを意識するのが大切。「あなた以外の男性」と相手の危機感をあおるように、危うさを強調して刺激をもたらしましょう。

◆道ならぬ恋…夫以外に振り向いて欲しい人が

【お悩み】
結婚しているけど、夫以外に振り向いてほしい人がいる……

【キラーフレーズ】
私を想ってくれなくていい。でも、あなたを想うことは許してください

【小林さんのアドバイス】
 道ならぬ恋と知りつつも、抑えきれない気持ちを抱えている。そんな人が少なくないのではないでしょうか。このような状況の場合、相手が独身であれば「平穏な生活が乱されてしまうかも……」と不安に思うでしょうし、既婚者であれば「自分の家庭が壊れるのでは……」と躊躇するかもしれません。

「私を想ってくれなくていい」と書くことで、多くを望むものではないことを伝え、相手の不安をやわらげてあげましょう。もっとストレートに、「私も生活を壊すつもりはないし、あなたが大切にしているものを壊すつもりもない」と伝えてしまってもよいかもしれません。

◆関係をこれからも維持したい…

【お悩み】
引け目がちな不倫相手との関係をこれからも続けたい……

【キラーフレーズ】
これ以上でもこれ以下でもなく、今がずっと続けばいいな

【小林さんのアドバイス】

 相手の頭の中にあるのは「このままの関係が続くと、いつかそれ以上を求められるのでは」という不安。もしあなたが今以上の関係、つまり、結婚を望むことなく、現状維持でよいと思っているのであれば、そのことをはっきり意思表示しておきましょう。

 上のフレーズ以外にも、「書類上のつながりはないけど、想いがつながっている今が幸せ」といった表現も、奥ゆかしい印象を与え、効果的です。

◆夫を捨ててでも結ばれたい……!

【お悩み】
夫を捨ててでも結ばれたい不倫相手へ思いを届けたい……

【キラーフレーズ】
今に未練はありません。あなたとこれからを歩きたいの

【小林さんのアドバイス】
 気持ちのつながりを超えて、相手とどうしても結ばれたい……。抑えきれない思いがあるなら、ストレートにその想いをぶつけましょう。ここまで来ると、あなたの中ではすでに覚悟は決まっていると思うので、今の生活に未練はなく、未来しか見ていないことを明確に伝えましょう。

 あなたが少しでも未練を見せれば、相手も躊躇してしまいます。こういう状況の場合は、ぼんやりとした表現は避け、強い言葉で言い切ることが大切です。

◆言葉で伝えるなら「どう伝わるか」を考える

 恋愛、結婚、不倫にまつわるキラーフレーズの数々。状況によってフレーズは異なるものの、共通して言えるのは、「どう伝えるかではなく、どう伝わるかを考えること」だと小林さんは言います。

 無理に気持ちを抑え過ぎると、日々の生活も沈みがちになってしまうはず。今回紹介したキラーフレーズにあなたの想いを乗せて、相手の気持ちをグッと引き寄せましょう。

<取材・文/カネコシュウヘイ>

小林慎太郎
1979年 東京生まれ。立教大学卒。都内のIT企業に勤務するかたわら、2014年から副業としてラブレター代筆屋をスタート。現在、ラブレター代筆などをサービス提供する「デンシンワークス」を運営。著書に『ラブレターを代筆する日々を過ごす「僕」と、依頼をするどこかの「誰か」の話。』(インプレス社)。


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