バブル世代、ロスジェネ世代、ミレニアル世代…「あなたは何世代?」エピソードも紹介
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。今回の放送では、テーマ「ワタシ『○○世代』です!」に寄せられたメッセージを紹介しました。
※写真はイメージです
ユージは「ちなみに、手元にあるメモによると『ゆとり世代』は1987年~2004年生まれの人ということで、僕は87年9月生まれなのでギリギリゆとり世代かな。でも、『ゆとり世代』って言われるほうは、あまり良い気はしないんだよね……。『ああ、ゆとりね~』みたいに言われたり」とコメント。
吉田も「私も思いっきり『ゆとり世代』です。(ユージさんがおっしゃるように)ほんのちょっと悪意を感じて育ってきました」と振り返ります。
番組には、さまざまな世代の方からたくさんのメッセージが届きました。この記事では、その一部を紹介します。
■バブル世代(1965年~1970年頃に生まれ、日本がバブルに沸いた昭和末期頃に就職した世代)です! 「アッシーくん」や「メッシーくん」などと呼ばれる男性がいた時代です。女性というだけでチヤホヤされて、男性から至れり尽くせりでした。就職も「我が社へぜひ」のような感じで、あの時期はいろいろと勘違いしていました……。
■私もバブル世代です。随分、美味しい経験をさせてもらいました。高校を卒業して就職しましたが、あの頃の就職は、もちろん試験は受けますが、よほどのことがなければ落ちることもなく合格できました。社員旅行は、全額会社負担で海外旅行や温泉旅行、ディズニーランドなど、たっぷり楽しむことができました。そういう意味ではすごい時代でした。
■MD(1991年発表。全盛期は1990年代半ば~2000年初め)で音楽を聴いていた世代です。学生の頃、レンタルビデオ店で借りたCDをMDにダビングしてよく聴いていました。そんなMDという言葉は、今年12月に発売される「三省堂国語辞典 第八版」から削除されるというニュースを見て、スマホ1台でなんでもできる現代の進化と、少しの寂しさを感じました。
■松坂世代(1980年4月2日~1981年4月1日までに生まれた世代)です。先月(10月19日)、今シーズン限りで引退となったプロ野球・西武の松坂大輔投手が最後の登板をしましたが、プロ野球でベテランの年代になった松坂世代の選手たちがケガと戦い、台頭する若手ともしのぎを削って出場している姿には、社会人として働いている同世代、同級生として重なる部分もあって勇気をもらいました。
■着メロ世代(90年代後半~00年代前半)です。小さい頃、家族の携帯でよく着メロを聞いていました。スマホが主流になった今、着メロをあまり聞くことがなくなりました。
■ミレニアル世代(1981年以降に生まれ、2000年以降に成人を迎えた世代)ですが、ゆとり世代に生まれたかったです。ゆとり世代に生まれていたら、何かとゆとりをもって育ち、自己肯定感が上がりそうだなと。40歳を目前にして思うのは、いかに自分が自身を好きになれるか。私は親に厳しく育てられたため自己肯定感が低いのですが、これから上げていこうと思っています。
■ゲームボーイカラー(1998年発売)世代です。初めて買ってもらったゲーム機が任天堂のゲームボーイカラー。クリスマスや誕生日には、ゲームボーイカラーのカセットをもらっていました。最近は、最新のゲーム機でリメイクされたりもしますが、昔のアナログ感たっぷりな見た目も好きです。突然セーブデータが消えたりすることもあったりと、嫌な思い出もありますが、懐かしい思い出でもあります。
■ロスジェネ世代(1970年~1982年頃に生まれた氷河期世代)です。リアル半沢直樹。セクハラ、パワハラ、モラハラに耐え続けて四半世紀……もう、感覚が麻痺するような時代でした。とにかく理不尽な思いを何度も何度もしました。若い人たちには同じ思いをしてほしくありません。
――あなたは「何世代」ですか?
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイトhttps://www.tfm.co.jp/one/