香りは玄米、味はコーヒー、後味はほんのりお米の甘さ…独自の焙煎方法で研究開発した「玄米デカフェ」とは?

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。11月13日(土)の放送では、株式会社MNH代表の小澤尚弘(おざわ・なおひろ)さんに、同社が開発した「玄米デカフェ」についてお話を伺いました。

“日本のお米を飲む”がコンセプトの「玄米デカフェ」

“日本のお米を飲む”。そんなコンセプトの飲料が、日本を代表する米どころ、山形県・庄内町で生まれました。

名前は、「玄米デカフェ」。

デカフェとは、カフェインを含まない飲み物や食べ物のこと。「玄米デカフェ」は、玄米だけをじっくり丁寧に焙煎して作られたドリップタイプの商品です。

山形生まれの新たな飲み物として提案

地域のお米をもっと多くの人に広めたいという思いで、独自の焙煎方法を研究し、「玄米デカフェ」を開発したのは、庄内町にある株式会社MNH。

商品は、工場で焙煎から梱包まで、「玄米デカフェマイスター」が一つひとつ丁寧に製造しています。

その日によって、温度や湿度、お米の状態が違ってくるので、焙煎の仕方も、毎日少しずつ変わっていくんだそうです。

「一番の特徴は、コーヒーみたいな苦味や味わいがありつつも、完全にノンカフェインということですね。香りは玄米、味はコーヒー、後味に少しお米の甘さのようなものが感じられる商品になっています。しかも、お米によって味が変わるので、そこも面白さのひとつですね」と小澤さん。

玄米をじっくり丁寧に焙煎

お米の銘柄によって、味が異なる「玄米デカフェ」。

今後は、日本全国47都道府県のお米で、それぞれの「玄米デカフェ」を作りたいと小澤さんは話します。

「やっぱり、お米のおいしさが伝わったらいいなと思っているんです。今、お米を食べる人が少なくなって、『玄米なんて食べないよ』とおっしゃる人もいますよね。もともと日本人が食べてきた主食なので、その魅力を発信していきたいし、世界の人たちに対しても、世界で一番おいしいデカフェにしたいと思っています」

米どころ、山形県・庄内町

普段、“ごはん”として食べるお米を飲むことで、また違ったお米の魅力が発見できそうですね。

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聴取期限 2021年11月21日(日)AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:DUNLOP presents みらい図鑑

放送日時:毎週土曜13:55~14:00

パーソナリティ:吉田美穂

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/

2021/11/20 13:00

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