【横浜FCvs神戸プレビュー】横浜FCは昨季の再現で望みをつなげるか…出場権確保へ着実に歩を進める神戸

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■横浜FC 残された選択肢は勝利のみ。最後まで臆することなく戦い続けられるか





【プラス材料】
 代表ウィークのため、普段よりも1週間多く準備期間があったことは横浜FCにとって好材料だろう。今季は早川知伸監督がシーズン途中に就任して以降、代表ウィークの期間を有効に使い、再開後に結果を残せている試合が多い。崖っぷちに立たされているとはいえ、残留の可能性がある限りは勝利を目指したい。

 残り3試合で残留圏にいるチームとは勝ち点差「6」だが、逆に考えれば、横浜FCに残された選択肢はもう勝つしかないということ。良い意味で開き直って戦える要素はある。

 昨季、『ニッパツ三ツ沢球技場』でヴィッセル神戸と対戦した際はタレント軍団に臆することなく戦い、試合終了間際にMF安永玲央が豪快なミドルシュートを突き刺して劇的勝利を飾った。その良いイメージは残っているはずなだけに、再現といきたい。

【マイナス材料】
 今節でJ2降格が決まってしまう可能性が出てきた。

 勝ち点27で最下位の横浜FCが引き分け以下に終わり、勝ち点33で並ぶ15位の湘南ベルマーレと16位の清水エスパルスが揃って勝利すれば、残り2試合で勝ち点差が「7」以上に広がるため逆転が不可能に。大逆転での残留に向けて厳しい状況に追い込まれていることは変わりなく、そのうえで他力による部分が大きい難しいシチュエーションでの戦いを余儀なくされる。

 今節の相手である神戸にとっても、この試合に勝てば来季のACL出場権獲得となる3位以内が決まる可能性があるため、モチベーションは高いはずだ。前半戦の対決では圧倒された時間が長く、今季ワーストタイの5失点を喫して敗れているだけに、いろいろな条件を考慮しても厳しい戦いを強いられることになりそうだ。

文:totoONE編集部

■ヴィッセル神戸 盤石の強さで目標達成に近づくも、攻守で多少の懸念あり





【プラス材料】
 代表ウィーク前のホーム2連戦で連勝を飾り、来季のACL出場権獲得圏内(3位)をキープ。4位の鹿島アントラーズ、5位の名古屋グランパスとの勝ち点差を「5」に広げ、今節の結果次第ではACL出場権を確保できる有利な状況に。当然、プラス材料も多い。

 第34節のベガルタ仙台戦でケガから復帰したMF山口蛍が、前節の徳島ヴォルティス戦はフル出場。試合勘も戻りつつあるように思われる。三浦淳寛監督が「チームの心臓」と評す山口の完全復帰はかなり大きい。

 FW武藤嘉紀が好調をキープしているのも好材料だ。徳島戦では3試合連続ゴールこそ逃したが、FW大迫勇也の決勝点の場面ではDF酒井高徳のクロスを頭ですらしてゴールに絡んだ。スピードとフィジカル、そして経験を生かしたプレーは相手の脅威になっている。

【マイナス材料】
 J1残留争いの渦中にある徳島からクリーンシートでの勝利をもぎ取ったヴィッセル神戸にマイナス材料は少ない。だが、試合内容ではシュート数が徳島と同本数(7本)で、主導権を握られる時間帯もあった。

 今節も同じく残留争いを演じている横浜FC。勝ち続けるしかない相手に対して、気持ちで負ければ金星を献上してしまう可能性も十分ある。

 気になるのは決定力の低さ。徳島戦では決定的なチャンスを何度か作りながら、結局は大迫の1点止まり。FWドウグラスとFWボージャン・クルキッチが負傷でそれぞれの母国へ帰国しており、交代カードが減っている点もマイナス材料と言える。

 守備では徳島を無得点に抑えたとはいえ、相手のシュートがクロスバーに直撃して救われた場面も。攻守ともに不安要素がないわけではない。

文:totoONE編集部

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