【FC東京vs徳島プレビュー】本拠地で前節の大敗を払拭したいFC東京…同カード初勝利で降格圏脱出を狙う徳島

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■FC東京 新監督の初陣を白星で飾れるか。守備陣の出来が勝敗のカギを握る





【プラス材料】
 前節の横浜F・マリノス戦はDF森重真人の退場もあり、クラブワースト記録の8失点を喫した。この敗戦の直後に長谷川健太監督が辞任。チームはそれまでGKコーチを務めていた森下申一監督を新指揮官に迎え、立て直しを図ろうとしている。

 森下監督は「まずは守備面と精神面での改善を図りたい。長谷川前監督のサッカーをベースとして熱い試合をしたい」と述べ、キャプテンのMF東慶悟も「練習では、球際や切り替え、戦う姿勢などが強調されている」と話す。培われてきたチームの土台は変えず、良い緊張感がプラスされていることは明るい材料と言えるだろう。

 徳島ヴォルティスとの過去の対戦成績は2勝1分で、一度も敗れたことがない。また、今季のFC東京は下位の相手に対しての“取りこぼし”が少ないことも好データのひとつだ。

【マイナス材料】
 今節は森重が出場停止。DFジョアン・オマリとDF長友佑都はワールドカップアジア最終予選を戦い、帰国後間がない。一方でDF中村帆高が長期離脱からの復帰を果たしているものの、彼らのいずれもコンディションは万全ではないだろう。無失点に抑えることがショッキングな大敗から立ち直るカギになるはずだが、守備陣の台所事情は明らかに厳しく、先発メンバーは不透明だ。

 10月以降の4試合で先制した試合は、第34節の清水エスパルス戦のみ。東は「残留を争うチームに先制点を与えてしまうと、相手は『やれる』という気持ちになる」とその重みを話し、徳島の出端をくじくためにも先制点を奪いたいところだ。J1残留に向けてモチベーションの高い徳島に対して、「プロとしての意地」(東)を見せられるかが勝負になるだろう。

文:totoONE編集部

■徳島ヴォルティス 過去3試合の対戦データを活かして“4度目の正直”なるか





【プラス材料】
 前節のヴィッセル神戸戦(0●1)は敗戦ながら残り3試合につなげられそうなサッカーを演じられた。第34節のセレッソ大阪戦(0●1)で負傷離脱したMF岩尾憲不在の影響がポイントだったが、神戸対策の「4-3-3」のシステム変更も功を奏した。中盤はMF鈴木徳真、MF藤田譲瑠チマ、MF小西雄大の3選手を軸に高い構成力で試合運びができた。

 代表ウィークに入り、約2週間の準備期間があった。相手も同じ条件ながら、徳島ヴォルティスもFC東京対策を十分に練る時間が取れた。JリーグYBCルヴァンカップも含めて今季4度目の対戦。1分2敗ながら概ね徳島が描く戦い方は成功している。監督やスタッフ陣は現場での肌感も踏まえてスカウティングをしやすい条件だ。徳島がボールを保持する時間も多くありそうなかみ合わせだけに、カギを握るのはアタッキングサードを崩す術と決定力だろう。

【マイナス材料】
 神戸戦は相手とのかみ合わせと岩尾不在の対策として「4-3-3」でうまく戦えた。ただ、FC東京戦はおそらく基本布陣の「4-2-3-1」に戻すだろう。ポイントは岩尾が合流できているかどうか。仮に岩尾不在のダブルボランチで臨むのであれば、構成力や危険なエリアをカバーできる守備力、得点に直結する長短のパスなど、攻守において別の選手が担わなければならない。大役をこなせるかどうか不安だ。

 目前の一戦が最も重要ながら、残留争いをするうえで次の湘南ベルマーレとの直接対決も意識せざるを得ない。現在、岩尾、鈴木徳、FW宮代大聖、DFジエゴの4選手が累積警告3枚で出場停止にリーチ。FC東京戦では難しい選択を強いられる局面も迎えるはずだが、思いきったプレーを選択できるかどうか。

文:totoONE編集部

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