【仙台vs湘南プレビュー】J1生き残りを懸けた直接対決を制するのは!?…前回対戦は湘南に軍配が上がる

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■ベガルタ仙台 ホームでの対決は11年間無敗。地の利を最大限に活かしたい





【プラス材料】
 湘南ベルマーレとの残留争い直接対決を迎える。激しい展開が予想されるこの一戦を、ホームで迎えられるのは大きなプラス材料だ。また、『ユアテックスタジアム仙台』での湘南戦は、ベガルタ仙台がJ1に再昇格した2010年以降は負けがないことも心強い要素である。

 最終ラインには出場停止からDFアピアタウィア久が戻ってくる。高さとスピードを併せ持ったこのセンターバックはプロ1年目ながら成長著しい。彼の復帰は大きなプラスだ。

 そして、前節の名古屋グランパス戦で戦術オプションが加わったこともプラス要素としたい。その試合ではFW西村拓真が中盤で起用される新たな布陣でスタートし、西村が値千金の同点ゴールを決めてみせた。苦しい時に変化をつけられる形ができたことは大きい。

【マイナス材料】
 最大のマイナス材料はプレッシャーだ。2試合勝っていない状態でこのシビアな試合を迎える。また、今節に負けてしまった場合、他会場の結果と合わせてJ2降格が決まってしまう可能性も出てきた。この重圧に耐えられるかどうかが問われる。

 また、湘南戦に向けた準備期間にも不安材料はある。14日に実戦での準備として関東1部リーグ所属の栃木シティFCと練習試合を行ったが、1-0での勝利と僅差に終わってしまった。この結果を、気を引き締める材料とできるか。

 そして、前回対戦となる第4節に1-3で敗れたことも気になるところ。その試合で得点したMF松下佳貴が負傷により今季絶望となったことも痛手だ。なんとか勝って苦手意識を払拭したい。

文:totoONE編集部

■湘南ベルマーレ 相性の悪さを払拭し、残留につながる勝利をつかめるか





【プラス材料】
 山口智監督が指揮を引き継いで2カ月あまり。当初は黒星が先行したものの、第32節のサガン鳥栖戦(1△1)以降は1勝3分と、ここ4試合負けなしで勝ち点を積み上げている。得点力やゲーム運びなどに課題は見られるが、内容の向上が結果にも表れてきたと言えるだろう。

 前節のサンフレッチェ広島戦は指揮官の就任以降、初めてクリーンシートで終えた。前半に相手の選手が退場して数的優位に立ったとはいえ、それまで2試合続けて先制点を奪われていた展開を思えば、確かな足跡が認められる。また、逆転勝利を収めた第33節の横浜FC戦(2○1)が象徴するように、交代選手が結果を残していることもポジティブだ。日々の切磋琢磨と競争がチーム力の底上げを喚起し、毎試合のようにメンバーを入れ替えながら、一体感のある戦いを繰り広げている。

【マイナス材料】
 降格圏に勝ち点3差をつけているとはいえ、まだまだ予断を許さぬ状況にある。すなわち、同じく残留を争うベガルタ仙台との直接対決となる今節は勝利が欲しい。だが、過去の通算対戦成績は15勝10分24敗と大きく負け越している。さらに、仙台のホームゲームとなれば3勝6分14敗で戦績はすこぶる悪い。JリーグYBCルヴァンカップ初優勝を果たした2018年も、『ユアテックスタジアム仙台』で対戦したプレーオフステージ第2戦は1-3、リーグ戦も1-4で大敗。スタジアムの圧力を含めて、相手に打ち勝つことが求められる。

 広島戦では早い段階で10人となった相手に対し、シュート数「24対2」と圧倒しながら勝ちきることができなかった。今節もタフな戦いが予想されるため、日々の取り組みを傾け、何より結果を追求したい。

文:隈元大吾

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