メルテンスがナポリ愛強調…クラブのレジェンド、マラドーナ氏にも言及

 ナポリに所属するベルギー代表FWドリース・メルテンスがクラブや街への愛を語った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在34歳のメルテンスは、今シーズン末で現行契約が満了を迎えるそのため去就に注目が集まっていたが、代表ウィーク中に「この世界に“絶対”はない」としつつも母国復帰を否定「ナポリで幸せだ」とクラブにとどまりたいと語っていた。

 2013年に加入して以来、公式戦368試合に出場し136得点87アシストをマーク。クラブの歴代最多得点者になっている同選手は今回、改めてクラブへの愛を強調。「これ以上なにか言う必要はないくらい、みんな僕がどれだけこの街が好きか知っているだろう。朝起きてみる海はとても美しい。問題はベルギーに帰らなければならない時だ。できるだけ長くここにいたいと思っているよ。こどももここナポリ生まれだしね」と“第2の故郷”についてコメント。

 また、今シーズンクラブは12試合を終えて10勝2分と無敗で首位を走っている。マウリツィオ・サッリ政権下で惜しくも逃した悲願のスクデット獲得に向けて同選手は「常に夢は見ていなければならない。今、僕らは調子が良いし、チームのレベルを上げられる選手が何人か加わった。試合では時には運も必要だけど、最後にお祝いできることを願っているよ」と意気込みを語っている。

 さらに同選手は、11月25日で逝去から1年を迎えるナポリのレジェンド、ディエゴ・マラドーナについても言及。「ディエゴはロッカールームでも、街でも、世界でもどこかでいつも存在を感じさせる。僕たちは彼についてよく話し、ナポリを成功に導いた偉大な人物が何をしたのかを読み、学ぶ。市内を歩けば、まるで(彼の)家にいるように、マラドーナはいつもどこかで感じられるんだ」と偲んだ。

2021/11/19 17:57

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