香港で大人気の「スシロー」 偽の順番待ち番号券で入店する手口が横行

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先月25日、Facebookページ「香港壽司刺身關注組」に投稿された「スシロー」の香港・藍田店の順番待ち番号券の写真が多くの関心を集めた。写真には2枚の番号券が写っており、1枚は本物でもう1枚は偽物とのことだ。この偽の番号券が登場した理由は、スシローがあまりに人気のある寿司店ということにあった。

スシローは2019年に香港に進出し、第1号店を佐敦にオープンさせている。同店は安価なだけでなく美味しさにこだわった上質な寿司が食べられるとあって、食通の多い香港市民の間で大人気となった。そして進出からわずか1年足らずで4店舗を出店しており、どこの店舗もいつも賑わっている。

今回Facebookに投稿された番号券はスシロー藍田店のもので、同店は昨年12月にオープンしたがその人気は衰えることを知らず、平日も番号券を手に入れるために長蛇の列ができている。なかには1時間ほど待って番号券をやっと手に入れる人もいるそうだ。

そんななか、入店までの順番待ち時間をスキップするために偽の番号券を使って不正に入店する客が横行しているという。スシローでは来店の際に先に番号券を手に入れ、そこに記載されている番号をモニターで確認し呼ばれるのを待ってから入店するシステムだ。

しかしなかには番号券を受け取る長蛇の列に並ぶことなく、偽の番号券を持参して本来の番号券を持つ客を出し抜いて入店する者がいるようだ。そのためスシロー藍田店では従業員の目につく場所に偽物と本物の番号券を並べて掲示し、紙質の違いや文字フォントの違いなどを記載して注意を促している。

『Coconuts Hong Kong』によると、偽の番号券はフリマアプリなどを通じて販売されており、その価格はなんと約60香港ドル(約880円)とのこと。また同メディアは、香港内のスシローの年間総来店客数が約1億4000万人に上り、日本の総人口を上回っていると伝えている。これだけの熱狂的なスシローファンがいれば、さらなる手口で不正に入店を試みようとする者が出てくることだろう。

画像は『Dimsum Daily 2021年10月25日付「Fake queue tickets found at SUSHIRO Lam Tin branch」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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  • Techinsight japan

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