「ぷいぷい」「飛ぶぞ」テレビやアニメが元ネタになったギャル語集<ギャル語辞典>

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 若者たちの間で時代とともに誕生してきたギャル語。「あげぽよ」や「マジ卍(まんじ)」をはじめ、一般世間で話題になることも多々。しかし、意味がわかるようでわからないものも少なくないはずだ。

 そこで、渋谷や新宿などに行くことが多いというギャルやキャバ嬢たちを取材。最近よく使っているギャル語を教えてもらった。そのなかで、今回はテレビやアニメが元ネタとなった言葉を紹介する。

◆Q.「ぷいぷい」ってどんなときに使われる言葉?

 キャバ嬢の白愛りねさん(Twitter:@siroarine)は、とある感情を表すときに「ぷいぷい」を使用するという。この言葉でその感情を表すと、可愛らしくマイルドな表現になるのが利点とも言えそうだ。

◆A.怒ったとき

 頬を膨らませて怒っている様子の表現として「ぷんぷん」と使うことがある。しかし、ギャルたちの間では「ぷいぷい」がちょっとした怒りを表現する言葉となっているというのだ。白愛りねさんはとあるアニメを観たことがきっかけで、この言葉を使用するようになったそう。

 それが、今年1月から3月までテレビ東京系列で放映された人気パペットアニメ「PUI PUI モルカー」だ。白愛りねさんはその人気に影響を受けた一人で、作中に登場するモルモットの車、“モルカー”の声・走行音からこの表現を取り入れたらしい。

 白愛りねさんが日常で使う例としては、「友達が待ち合わせに来ないわー、ぷいぷい」、「メイク盛れん、ぷいぷい」など。特にLINEなどの文面のやり取りであれば、控え目に怒りの感情を伝えられるため、有効的な使い方と言えるかもしれない。

◆Q.「飛ぶぞ」ってどんなときに使われる言葉?

 キャバ嬢の桜咲りおさん(Twitter:@rioousaki)は、ある感動を抑えきれなくなったときに「飛ぶぞ」という言葉を使うとか。どこに飛ぶの? と疑問に思う人もいるかもしれない。しかし、この言葉に深い意味はなく、感嘆詞のようにして使われるそうだ。

 ではここで、ほぼ答えにも等しいヒントを。千葉県市川市にある飲食店「リバーサイドレストランBIBI」の経営者でもある鈴木愛彬さんは「これ、食べてみて、飛ぶよ!」といった言い回しもするらしい。

◆A.料理がおいしすぎるときの誉め言葉

 グラビアモデルのれなぴすさん(Twitter:@renapiice)も、おいしい料理を食べたときには思わず「飛ぶぞ」と使うとか。つまり、料理がおいしすぎるときの褒め言葉。

 語源は、元プロレスラーの長州力さんがテレビで口にした台詞にあるそうだ。長州さんがホタテを食べたとき、あまりの美味しさに「食ってみな、飛ぶぞ」と発言。その言い回しのシュールさがSNS上で話題になり、拡散された。発言した長州さん本人も、それがギャルのあいだで流行るワードになるとは思いもよらなかっただろう。

 また、飲食ネタで言えば、飲みの場で言うと盛り上がるという煽り文句について教えてもらった。

 バーテンダーの美蘭田(みらんだ)かおるさん(Twitter:@mirandaka___oru)は、元キャバ嬢。現役当時は仕事中にある掛け声で盛り上げていたそう。

◆飲み会で使う「ひよってるやついる?」

「酒飲むの、ひよってるやついる? いねぇよなぁー」

 接客時だけでなくプライベートの飲み会でも、みんなのお酒のペースが進んでいないときにこの掛け声を使うと、お酒が進んで盛り上がるのだいう。

 このセリフの元ネタになったのは、テレビアニメ化や実写映画化もされた人気漫画「東京卍リベンジャーズ」の一幕。不良グループの総長が敵対グループに報復しに行く際に、仲間達に向けて「ひよってるやついる? いねぇよなぁ!?」と檄を飛ばすシーンから引用され、ギャルのあいだでも定着したそうだ。

<文/二階堂銀河(A4studio)、撮影/藤井厚年(@FujiiAtsutoshi)>

―[おじさんが知らない「ギャル語」辞典]―


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  • 11/17 15:51
  • 日刊SPA!

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