耳が聞こえない父親と買い物中に、立ち止まった女の子 理由に父親は大感激
ある父親が、幼い娘と交わした『会話』をTikTokに投稿。大きな反響が上がっています。
ザッカリーさんは聴覚障がいをもっています。娘のマディソンちゃんは耳が聞こえるため、日頃から言葉とともに手話も教えているそうです。
ただ、マディソンちゃんはまだ1歳なので、たくさんの言葉は話せません。
そんなある日、親子は買い物へ行きました。マディソンちゃんがスポンジを両手に抱えて歩いていると、どこからか赤ちゃんの泣き声が聞こえてきます。
すると、マディソンちゃんが立ち止まり…何が起きたのかはこちらをご覧ください。
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マディソンちゃんは手に持っていたスポンジを下に置き、ザッカリーさんに向かって手話で「あっちで赤ちゃんが泣いているよ」と伝えたのです。
ザッカリーさんは「ワオ!彼女が初めて、僕に手話で通訳をしてくれたよ」と大感激。
その様子を撮影した動画を投稿すると、530万件の『いいね』が集まり、驚きの声が上がりました。
・彼女は聞こえたものを手話で伝えただけじゃなく、あなたが聞こえていないことも理解している。信じられないよ。
・この年齢で2つの言語を同時に学び、使いこなせているなんて、とても賢い子ね。
・なんて素敵な瞬間。心が温かくなった。
ザッカリーさん親子のSNSには、ユニークな子育ての様子が公開されています。
妻のコートニーさんは、英語と手話を同時に使ってマディソンちゃんと会話をします。一方、ザッカリーさんは手話のみで娘とコミュニケーションをとります。
こうしてマディソンちゃんは、2つの言語を相手によって使い分けているのです。本当に賢いですね。
赤ちゃんの声が聞こえていない父親に、手話でそのことを教えてあげようとしたマディソンちゃん。
娘が初めて、自分のために手話で状況を伝えてくれた瞬間は、ザッカリーさんにとって一生忘れられない思い出になることでしょう。
[文・構成/grape編集部]