ユニクロ「+J」今からでも買える“コスパ最高の傑作アイテム”3選

拡大画像を見る

―[メンズファッションバイヤーMB]―

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第353回目をよろしくお願いします。

◆ジル・サンダーデザインがユニクロ価格で買える

 11月12日に発売されたユニクロ+Jコレクション。ユニクロと世界的デザイナーであるジル・サンダーとのラストコラボとして注目されました。

 発売当日は各店で行列ができるなど話題となりましたが、値段の高さゆえかいまだ在庫が残っており、かつてないほど余裕で購入可能です(笑)。

 そこで、今回は「今からでも買える+Jおすすめアイテム」をご紹介。二度あるかわからないジル・サンダーデザインがユニクロ価格で買えるまたとない機会。値段もなるべく手頃なものを紹介します!

◆★上質なシャツ素材を低価格で楽しめる!

・スーピマコットンオーバーサイズスタンドカラーシャツ(長袖) 3990円

 まずおすすめできるのは「シャツ」。ジル・サンダーといえば、昔からシャツやテーラードジャケットが得意なデザイナー。デザイナーごとで得手不得手は必ずあるので、上手なアイテムをゲットするのは賢い選び方。

 今回のシャツもユニクロが持つ高級素材スーピマコットンを採用したもの。独特の膨らみある素材と光沢感はブランドもののシャツと比較しても見劣りすることはありません。

 素材がいいと発色も美しくなり、今回展開されているベージュカラーやブルーカラーは珠玉の出来。こうした中間色は素材の良し悪しがバレやすく、量販店だとなかなか良品がありません。

◆中間色の美しさも納得の仕上がり

 白は素材の風合いが飛んで見えるし、黒は素材が潰れて見えるので誤魔化しがきくのですが、中間色はある意味、素材の良し悪しが丸わかり。だから安いブランドのベージュカラーやブラウンカラーはなんともいえない子供っぽさがあるのです。

 今回のスーピマ生地は1万円台のシャツでもおかしくないくらいの風合い。色味のよさも納得です。白シャツや黒シャツだけじゃなくベージュやブルーなど変化のあるものがほしいというならこれ以上なくおすすめです。

 また、今回レギュラーサイズとオーバーサイズが用意されているのですが、レギュラーサイズだと体に沿ったシルエットになっているのでシワがつきやすいです。このシャツのデメリットなのですが、実は「イージーケア」じゃありません。

 シワが比較的つきやすく、洗濯するとシワ残りがあるので、いちいちアイロンなどをかける必要があります。最近はユニクロでも他ブランドでもそうですが、ノンアイロンシャツが多く、それに慣れてしまっているため煩雑に感じるでしょう。そこで、ビッグサイズがおすすめです。

◆オーバーサイズモデルならシワも気にならない

 このオーバーサイズのシャツはそこまで体に沿ったシルエットになっていないので、1日着てもさほどシワが残らない。なので、イージーケアじゃなくてもそこまで困ることもないでしょう(ただ洗ったらアイロン、スチーマーをかけるくらいはやらないといけないですが……)。

 高級感ある上質なシャツをありえない価格で手にできるチャンス。レギュラーもいいですが、シワが面倒くさい気になると言う人はこのオーバーサイズモデルをゲットしましょう。

 ちなみに同じ商品名「スーピマコットンオーバーサイズスタンドカラーシャツ(長袖)」が3ページに分かれていますが、色や柄でページが違うようです。わかりにくい……。

◆★バランスがすごい! 機能性も見た目も完璧!

・ウールブレンド オーバーサイズシャツジャケット 1万4900円

 今回、ユニクロ史上過去最高額クラスの3万円もするアウターがある中、こちらは例年通りの価格で一安心。コートで使うウールリバー素材を使ったカバーオール。これが最高に使いやすくて便利です。

 何しろ素材はフォーマルライクなウール、デザインはワーク風のカバーオールとハイブリッド。そのためデニムで合わせても崩し過ぎにならないし、スラックスで合わせてもビジネス風にならない。この「何を合わせてもそれなりに見える」便利さはかなりおすすめ!

 きれいなウールコートなどをスラックスに合わせると「仕事帰り」みたいに見えることもありますから、このデザインなら一安心。

◆細かなパーツも値段以上のクオリティ

 また、裏地がなく軽い仕上がりになっているので今から使えて春先まで長く愛用できる。「え? じゃあ真冬はどうするの?」と思うかもしれませんが、身幅をかなり広めにとってあるためインナーダウン(ユニクロのウルトラライトダウンなど)を入れてしまえば問題なし。

 使い勝手も、防寒性も、「やりすぎ」にならないようにバランスがとれているアイテム。パーツなども高級感あるものをチョイスして面構えはブランド品並みです。

 これで1万円台前半ならマストバイに入れるしかないでしょう。

◆★真冬にも対応できる良質MA-1

・ハイブリッドダウンオーバーサイズMA-1ブルゾン 1万2900円

 ユニクロお得意のハイブリッドダウン。今回の+JではMA-1タイプで展開されています。ハイブリッドダウンとは防寒性とシルエットを両立させたユニクロきっての冬アウター自信作。

 ダウン素材は防寒性が高いけれどボリューム感が強すぎて少々不恰好になりがち。かといってダウン以外の中綿ではスタイリッシュになるけれど防寒性がやや劣る。そこで、ダウンと中綿を上手に配合し「防寒性は高いけど、シルエットはきれいに見える」ように設計されたのがハイブリッドダウン。

◆ユニクロに見えない豪華な仕上がり

 MA-1は通常、ほかのブランドではあまりダウンなどは詰め込まず、ポリエステルの中綿などが普通ですが……今回はハイブリッドダウンで防寒性を維持しつつ、シルエットもきれいにさせたものとなっています。

 MA-1って真冬は使えないものが多いですが、こちらは真冬でも全然問題なし。しかも、中だけでなく、表地もツイルの豪華な仕上がりでまったくユニクロに見えない。

 シルエットはショルダーが広く、オーバーサイズ気味です。

◆コーディネートの注意点は?

 ただ、かっこいいのですが、組み合わせるボトムスには注意が必要。MA-1は野暮ったいミリタリー特有の印象があるので、デニムやスニーカーなどで何気なく合わせてもあまりおしゃれには見えません。

 あなたがトム・クルーズくらいの見た目ならなんの問題もありませんが、普通体型平均的な顔ならばスラックスなど「きれいめ」なアイテムと合わせるのがセオリーですのでお忘れなく。

 コーディネートさえ間違えなければ良品です。1万円台前半でこの表地、ハイブリッドダウンで防寒性もたっぷり、文句なしです。

 以上、+J今からでも買えるアイテムを紹介しました。ぜひご参考に。

―[メンズファッションバイヤーMB]―

【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』ほか関連書籍が累計100万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)

関連リンク

  • 11/17 8:54
  • 日刊SPA!

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます