凄すぎた大谷翔平「2021年MVP候補」ほか「受賞ラッシュ」と「驚異の成績」!全米をブチ抜いたホームラン

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(27)が、11月15日、日本記者クラブで1時間にわたって会見。329人もの報道陣が集まり、改めてその人気ぶりを証明した。日本の盛り上がりぶりについて聞かれた大谷は、アメリカでは日本のテレビはほとんど見ていなかったのでテレビからの情報はなかったと語り、

「クラブハウスに日本の記者が入るのもここ2年くらいないので、あまり直接の声を聞くというのはなかったかなと思います」

 と、日本でのフィーバーぶりからは遠かったことを明かしたが、全米での大谷フィーバーもすさまじかった。

 11月12日(日本時間)には、大リーグ機構が発表する「シルバー・スラッガー賞」のア・リーグ指名打者部門を初受賞した。日本人の選出は、2009年のイチロー以来、12年ぶり2人目の快挙となった。

「シルバー・スラッガー賞は、メジャー全30球団の監督とコーチが、各ポジションで好成績をあげた計18名の打者を選出するものです。まさに、今季の“打撃ベストナイン”に選ばれたといっても過言ではないでしょう」(スポーツ誌MLB担当記者)

 これで、大谷は“7冠”を獲得。ここまでの受賞は、専門誌『ベースボール・アメリカ』の年間最優秀選手、『ベースボール・ダイジェスト』の野手部門最優秀選手、コミッショナー特別表彰、メディア『スポーティング・ニューズ』の年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」、ア・リーグ最優秀野手となっている。

「今季の大谷は二刀流として158試合に出場。投手では9勝2敗、打者ではリーグ3位の46本塁打をマークし、打率・257、100打点、26盗塁、そして両リーグ最多となる8本の三塁打を放ちました。加えて、奪三振などの記録も含めると、投打5部門で100の大台に乗せる、史上初の“クインティプル100”も達成しています。この成績は、メジャーの長い歴史の中でも前代未聞と言ってもいい。まだまだ、大谷の受賞ラッシュは続くでしょうね」(前同)

 15日の会見ではこの受賞ラッシュについて大谷は、

「ありがたいなと思いますし、個人的にはもっともっとまたそういった賞を頂けるように切り替えていきたいなと思います。今年やってきた数字をそういう風に評価してくれているのはうれしいことだなとは思っていますね。ただ、待ちわびるとかそういう感覚ではないし、切り替えてやっていきたいなと思っています」

 と振り返った。

 この受賞ラッシュを決定づけた今季の活躍の中でも、特にインパクトを残した名場面をピックアップ。大谷がホームランで“全米をブチ抜いた”瞬間を振り返っていきたい。

■すべてのはじまり:2021年4月5日

 まずは、開幕直後となる4月5日(日本時間)のホワイトソックス戦で放った一発。

「渡米後4年目となる大谷が、初めて“リアル二刀流”を解禁した一戦でした。投手が二刀流で出場するのは大リーグ全体でも118年ぶり。全米の注目が集まる中で、大谷は初回に投手で163キロの剛速球を披露、その直後となる裏の第1打席で特大ホームランを放ったんです。この活躍を、大リーグ公式サイトは“歴史的なショーだ”と感嘆の言葉で報じています」(前出のMLB担当記者)

 続いては、6月28日(日本時間)のタンパベイ・レイズ戦。エンゼルスの1点リードで迎えた9回2死の場面で飛び出たのは、伝説級のホームランだった。

「右腕フェアバンクスが投じた約153キロの内角直球を、大谷が豪快にアッパースイング。天高くレフト方向へ飛んだ打球は、外野フライになるかと思いきや、そのまま左中間スタンドまで届いてしまいました。打球角度が38度という、この異常な高弾道ホームランは、米紙『ワシントンポスト』で“スイング分析家”と称されたクレイグ・ハイアット氏が改めて動画を紹介したことで、再び脚光を集めています。また、エンゼルスの公式ツイッターは、ホームラン動画を伝説の生き物である“ユニコーン”の絵文字と共に紹介しました」(同)

 大谷がホームランの量産体制に入った夏。その中でも、特に印象に残っているのが7月10日(日本時間)のシアトル・マリナーズ戦で放った第33号だ。

「かつてイチローがホームグラウンドにしていた、T-Mobile Park(旧・セーフコ・フィールド)で放った一発は、スタンドの最上段に突き刺さる特大アーチ。中継では、チームメイトたちが口をあんぐりと開けて驚く様子が流れました。元メジャーリーガーの川崎宗則氏も、ABEMA『SPORTSチャンネル』で、このホームランを“今季で最も印象に残った一発”に挙げています」(同)

 大谷の評価をさらに高めたのは、オールスターゲームが終わって間もない7月28日(日本時間)のコロラド・ロッキーズ戦。この試合で放った第36号ホームランに、メジャーリーグのレジェンドも舌を巻いている。

■ホームラン王こそ逃したが…

「2番・DHで先発出場した大谷は、5回の第3打席に463フィート(約141メートル)のホームランを放ちました。この時の大谷は、オールスター明けの過密日程に加え、前日に7回を投げ抜き5勝目を挙げたばかり。投打のフル稼働をするなかで放たれた、この特大ホームランに、かつてボストン・レッドソックスなどで活躍をしたマニー・ラミレス元選手は

“あの男は火星人だ。彼はパワーを携えてヒット(ホームラン)を打てるし、157キロで(投手としてボールを)投げる。私たちは、この現象を目の当たりに出来ていることを神に感謝しなければならない”

 と最大限の賛辞を送っています」(同)

 最後は、今季を締めくくった第46号。惜しくもホームラン王を逃した大谷だったが、この一発が大谷の受賞ラッシュを決定づけたと言ってもいい。

「10月4日(日本時間)のマリナーズ戦。1番・DHで先発出場した大谷は、先発左腕アンダーソンが投じた高めの変化球をライトスタンドへ叩き込みました。このホームランによって、大谷はシーズン100打点の大台にも到達。スポーツメディア『MLB.com』でエンゼルスを担当するレット・ボリンガー記者は、同日付で“ショウヘイが夢のシーズンを締め括る”と題した記事を投稿し、今季の大谷の活躍を称賛しています」(同)

 大谷は15日の会見で、印象に残っているホームランを問われて、

「うーん、この1本というのはないですね。46本まず打てた、というのが一番かな、と」

 と答えているが、どのホームランも見事というほかない。

 メジャーのア・リーグ最優秀選手「MVP」の発表は、11月19日(日本時間)。どこでその発表を待つのか、と聞かれた大谷は、笑みを浮かべながら、

「どこなんでしょうね。わかんないです」

 と答えていた。

 はたして、大谷翔平はまた新たな快挙を成し遂げるのかーー。

 

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  • 11/17 7:30
  • 日刊大衆

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