【セリア】これで水をこぼしてもへっちゃら!ぐんぐん吸い込む「PVA吸水スポンジ」が優秀
おしゃれで実用的なアイテムがそろう100円ショップの「Seria(セリア)」。今回は、この秋に発売された「PVA吸水スポンジ」の吸水力を検証してみました。
セリアの「PVA吸水スポンジ」は、「ねこ型」2種と「蛇口まわり用」の3タイプ
セリアの「PVA吸水スポンジ」(10月28日発売、2個入り、各110円)には大きく分けて「ねこ型」と「蛇口まわり用」があります。
ねこ型は全身と顔部分の2種類あり、筆者が訪れた店舗では、グレーと白の2色。蛇口まわり用は、白と、鮮やかなミントグリーンの2色がありました。どのタイプも2個入りなので、1個あたり54円です。
ねこ型・全身タイプのサイズは、約8×6×2cm。
ねこ型・顔タイプのサイズも、約8×6×2cm。
蛇口まわり用のサイズは、約9×2cmとなっています。
蛇口まわり用は内側がくり抜けるようになっていて、外側の輪っか状のスポンジには切れ目が入っています。
これを蛇口の付け根に通すと、ぴったりはまります。
これを付けて定期的に水分を絞れば、水垢がつくのを防げそうです。
いずれのスポンジも、触感はやわらかいというより弾力があり、ずっしりしています。
ちなみに、3日ほど使わずに置いておくとスポンジはかたくなりました。濡らせば元に戻りますが、毎日使っていれば完全に乾くことはなさそうです。
どれくらい水を吸うのか!? 気になる吸水量を検証
一見、ウレタンスポンジのようにも見えるセリアの「PVA吸水スポンジ」ですが、PVAスポンジはとても吸水性・保水性の高い素材です。
いったいどれくらいの水分を吸い込むのか、3種類のスポンジそれぞれに目一杯、水分を吸わせて、計量カップに絞り出して計測しました。
●蛇口まわり用
中心部の丸いところ単体は、約30ml。
続いて、筒状部分単体では約60ml。合計で約90mlです。
●ねこ型・顔タイプ
ねこ型・顔タイプは、約70ml。
●ねこ型・全身タイプ
ねこ型・全身タイプは、約50mlとほかに比べるとやや少なめ。ただ、くびれのある形は握りやすく、使いやすさは◎。
タレやケチャップも吸収するのか検証
「PVA吸水スポンジ」は、水のほかにも、焼肉のたれやケチャップのように、とろみがあるものも吸収してくれるのか実験してみました。
●水
まずは比較のため、水道水をこぼしたところをPVA吸水スポンジで拭いていきます。
ゆっくりとスポンジの面を使って吸い込ませるように拭くのがポイントです。
水は1回拭いただけで、しっかり水気がなくなりました。
水を吸い込む様子を撮影した動画はこちら。
https://youtu.be/tmuc38us_w4
●焼肉のタレ
白ごまなど、液体以外のものも含む焼肉のタレはどうでしょうか。
こぼした部分の下半分を一回拭きました。多少、吸水はしているものの、汚れ広がってしまいます。
それでも数回ゆっくり拭くと、キレイになりました。
跡形もなく拭きとれて、こぼしていた部分がどこなのか、もうわかりません。また、拭きとってからすぐに水洗いすれば、スポンジに色移りすることもありませんでした。
●ケチャップ
焼肉のタレより、さらにとろみがあるケチャップではどうでしょうか。
まず、下半分を1回拭てみます。少しは拭きとれましたが、あまりキレイになりません。
そのまま全体を数回拭いていきます。ケチャップの水分は吸水するようですが、カスのようなものが拭きとれずに残ってしまいました。とろみの強いものには、あまり向かないようです。
ケチャップも焼肉のタレ同様、吸水後すぐに水洗いすると色移りはしませんでした。汚れが落ちやすいのはいいですね!
PVA吸水スポンジはどれくらい膨らむのか検証
PVA吸水スポンジに吸水させると、スポンジの大きさはどのくらい変化するのかチェックしてみました。左側が吸水前で、右側が吸水後のスポンジです。
●蛇口まわり用
蛇口まわり用は、全体の大きさはあまり変わりませんでしたが、内側と外側の円の隙間や、切れ目の隙間がなくなっています。
●ねこ型・顔タイプ
ねこ型・顔タイプは、ひと回りほど大きくなりました。
横から見ると、厚みも増しています。
●ねこ型・全身タイプ
ねこ型・全身タイプも、やや大きくなりました。グレーなので色も濃く変化して見えます。
吸水性バツグンのセリアの「PVA吸水スポンジ」。キッチン掃除はもちろん、ちょっと水やスープなどをこぼしてしまったときなど、台拭き代わりとしても使えます。
また水が飛び散りやすい洗面所、スキージーでは水切りできない浴室の蛇口まわり、窓掃除など、アイデアしだいで活躍の場は広がりそう。ぜひチェックしてみてくださいね。
(ライター/marunon)
セリア公式サイト:https://www.seria-group.com/