段田安則&鈴木保奈美が舞台「セールスマンの死」で夫婦役共演、福士誠治&林遣都は息子役に

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トニー賞、ニューヨーク劇評家賞、ピューリッツア賞を受賞した近代演劇の金字塔「セールスマンの死」が、段田安則鈴木保奈美共演でパルコ・プロデュース2022として来春、上演されることが決定した。

本作は、アーサー・ミラー作、エリア・カザンの演出により1949年ニューヨークでの初演から、742回の上演という、当時としては画期的なロング・ラン公演となった作品。

かつては敏腕のセールスマンだった主人公ウィリーが帰宅した月曜日の深夜から、自ら命を絶つ火曜日の深夜までの、わずか24時間を舞台とし、わずか24時間の中に、初演当時としては斬新であったフラッシュバックの手法で、ウィリーやまわりの家族の過去の記憶が巧みに織り込まれ、演劇ならではの展開をみせる。そして、ウィリーの保険金で家のローンが完済されたことを嘆く、妻の独白で終わるラストは、静かな衝撃を観る者の心に残す。

今回演出家には、英国有数の劇場で数々の演出作を手掛け、日本では2020年にサイモン・スティーブンスの新作戯曲「FORTUNE」のワールド・プレミアを開けたショーン・ホームズが担当。ショーンと共に、新進気鋭の女性美術・衣装デザイナー、グレース・スマートが新たに作り上げる劇世界となっている。

国内外の名優により演じられてきたウィリー・ローマンを演じるのは、現在放送中のドラマ「和田家の男たち」に出演する段田さん。ウィリーを支える妻リンダを、25年ぶり2回目の本格的舞台となる鈴木さんが演じる。

また、ウィリーの長男ビフを福士誠治、次男ハッピーを林遣都、ウィリーの友人チャーリーを鶴見辰吾、幻想の中に登場するウィリーの兄ベンを高橋克実。ほかにも、前原滉山岸門人町田マリー皆本麻帆安宅陽子が集結した。

▼ストーリー
舞台は1950年代前後のアメリカ、ニューヨーク。かつて敏腕セールスマンとして鳴らしたウィリー・ローマンも、もう63歳。得意先も次々と引退する中、思うようにセールスの成績も上がらない。かつてのような精彩を欠き、二世の社長からは厄介者として扱われている。それでも地方へのセールスの旅を終え、いつもの通り帰宅する。

妻のリンダは夫のウィリーを尊敬し献身的に支えているが、30歳を過ぎても自立出来ない2人の息子達とは過去のある事件により微妙な関係だ。息子たちへの不満と不安もウィリーの心をつぶす。セールスマンこそが夢を叶えるにふさわしい仕事だと信じてきたウィリーだが、ブルックリンの一戸建て、愛しい妻、自分を尊敬する自慢の息子、一度は手にしたと思った夢はもろくも崩れ始め、全てに行き詰まったウィリーは、家族のため、そして自分のために、ある決断を下す――。

パルコ・プロデュース2022「セールスマンの死」は2022年4月、PARCO劇場にて上演。※松本、京都、豊橋、兵庫、北九州公演あり



(cinemacafe.net)

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