綾野剛のライバルは“阿佐ヶ谷姉妹”!? 中だるみの『アバランチ』、NHKに視聴者流出か

 綾野剛主演のフジテレビ系連続ドラマ『アバランチ』に、まさかのライバルが出現した。NHK総合「よるドラ」枠で先週11月8日から放送が始まった『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』だ。

 原作は、2018年に幻冬舎から出版された同タイトルのエッセイで、著者は言わずもがな、お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子と木村美穂である。姉の“エリコさん”こと渡辺江里子を木村多江が、妹の“ミホさん”こと木村美穂を安藤玉恵が演じているのだが、ふたりの雰囲気づくりが素晴らしく、深夜にゆるやかに癒されるドラマとなっており、「ちょうどえぇ……このドラマ、月曜の夜にちょうどえぇ……」「キャスティングが天才的」「完成度が半端ない」など、SNS上の反応も良好なのだ。星野源が自身のラジオ番組で「いやぁ、芝居がすごすぎて。お芝居でこんなに鳥肌が止まらないのは初めてかもしれない」などと大絶賛したことも話題になった。

 この『阿佐ヶ谷姉妹』と『アバランチ』は、放送時間がわずかにかぶっている。『アバランチ』は22時スタート、『阿佐ヶ谷姉妹』は22時45分開始のため、リアルタイム視聴(リアタイ)をするなら、視聴者はどちらか1つを選ばなければならない。

 「アバランチからの阿佐ヶ谷姉妹ドラマの緩急すごすぎ」「アバランチも見たいけど阿佐ヶ谷姉妹もリアタイしたい」など両方とも見たいというポジティブな声もあるが、一方で「今日は疲れたから阿佐ヶ谷姉妹でアバランチは明日」「このままだと月曜日のリアタイは阿佐ヶ谷姉妹に変更」などと、『アバランチ』を“ランク下げ”した視聴者もいたようだ。

 このような視聴者の心変わりには、『アバランチ』のストーリーが中だるみしていることも関係しているだろう。その証拠に、チーフ演出を務める藤井道人監督が脚本に入った第4話でも視聴率の下落を止めることができていない。苦しい状況となってきた今のタイミングで、民放の秋ドラマから数週遅れてのスタートとなった『阿佐ヶ谷姉妹』に手痛い一撃を加えられたというところだろう。

 しかし制作陣もこのまま黙ってはいられない。巻き返しを意図してぶつけてきたのか定かではないが、今夜放送の『アバランチ』第5話はとっておきのストーリーだといえる。これまで数話に渡って牧原(千葉雄大)やリナ(高橋メアリージュン)などメンバーたちの過去が描かれてきたが、今夜はついに権力者の悪を裁く集団「アバランチ」の結成秘話が描かれるのだ。羽生(綾野剛)とリーダーの山守(木村佳乃)が直接関わった事件の真相もいよいよ明らかになるようで、ファンにとっては期待が高い。物語のキーとなるストーリーを持ってくることで、視聴者を引きつける戦略なのかもしれない。

 脚本に賛否両論が起こっている『アバランチ』だが、少なくとも役者・綾野剛の魅力が存分に味わえそうな第5話。それだけでも見てみる価値はあるだろう。

■番組情報
月曜ドラマ『アバランチ』
フジテレビ系毎週月曜22時00分~
出演:綾野剛、福士蒼汰、千葉雄大、高橋メアリージュン、田中要次、利重剛、堀田茜、渡部篤郎(特別出演)、木村佳乃 ほか
主題歌:UVERworld(ソニー・ミュージックレーベルズ)
監督:藤井道人、三宅喜重(カンテレ)、山口健人
音楽:堤裕介
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデュース:安藤和久(カンテレ)、岡光寛子(カンテレ)、笠置高弘(トライストーン・ピクチャーズ)、濵弘大(トライストーン・ピクチャーズ)
制作:カンテレ、トライストーン・ピクチャーズ
製作著作:カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/A/

  • 11/15 19:00
  • サイゾー

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