アストン・ヴィラ新指揮官ジェラードが意気込み…前任のディーン・スミスにも言及

 アストン・ヴィラの新指揮官に就任したスティーヴン・ジェラード監督がオファーを受けた瞬間を振り返りコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ジェラード監督は2018年5月からレンジャーズの指揮官に就任すると、昨シーズンは宿敵セルティックのリーグ9連覇を阻み、無敗でリーグ優勝を達成。11月に、ディーン・スミス監督を更迭したアストン・ヴィラが招へいし、現役時代リヴァプールで活躍した同監督のプレミア帰還が決まった。

 同監督は、就任に際しクラブメディアで「アストン・ヴィラはアイコニックなクラブだ。外側からは良く知っていたけれど、内側に入り関係を結ぶと興奮するね。私は挑戦が大好きだ。リスクが好きだ。ファンは情熱的で勝利を要求しプレッシャーをかけてくるからこのクラブは私にフィットしている。私は17歳の頃からそれと付き合ってきたからね」とクラブの印象を語った。

 続けてオファーを受けた瞬間を振り返りコメント。即決だったと語り、前監督にも言及しつつ、哲学を引き継ぎ勝利への意気込みを語った。

「代理人から水曜日に連絡を受けた。電話をとったとき、これはまたとないチャンスだと思ったから早く実現したかった。そこからは非常に速かったよ。私だけでなくともに始めるスタッフに対してもそうだった。またこの取引にプロフェッショナルに応じてくれたレンジャーズにもリスペクトを送るよ。とてもクレイジーでとてもクイックだった。この状況になった時に大事なことは長引かせないことだ」

「この機会にディーン・スミスにも触れておくよ。彼は称賛を受けるに値する。私はここで起こることをコントロールできない。彼の成功や、尊敬、地元とのつながりを考えると、それに続くのは大変そうだ」

「選手たちとは哲学について話し合うよ。レンジャーズで私が作り上げたチームを見てもらえば、そのことがよくわかると思う。もちろんできる限りエンターテインメント性に富んだ、見てわかる魅力的な存在でありたい。だが特に改善したいと思っているのは、守備の際のチームの構造だ。つまりそのための形づくりやボールを奪い返すための方法だよ」

2021/11/15 22:59

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