「本当に見ているだけで手に汗握る」水樹奈々が“芸術”を感じたMVとは?
声優・歌手として活躍する水樹奈々がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「水樹奈々のMの世界」。11月8日(月)の放送では、水樹奈々が“芸術的!”と思う楽曲を選曲しました。
声優・歌手として活躍する水樹奈々
【Mスクリプション】
このコーナーでは、水樹奈々の脳内サブスクリプションから楽曲をお届けしていきます。
水樹:芸術の秋ですね。みなさんは何か芸術的なものに触れたりしていますか? コロナ禍でなかなか外出できずに、美術館に行けなかったり、ライブに行けなかったり、舞台鑑賞も遠ざかっていたり……。逆に、この時代だからこそ“VRで美術館を巡る”などの新たなアートが誕生したり、オンラインでアート教室があったりしますので、そういった新しい形で(芸術に)触れた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ということで、今日は“音”で芸術に触れてみましょう。水樹奈々が思わず“わー芸術的!”と感じる曲を、今日はピックアップしてご紹介したいなと思っております。ではまずは、こちらの曲です!
「This Too Shall Pass」(オーケー・ゴー)
水樹:実は、この曲は「Mスクリプション」というコーナー名になる前にやっていた「m-Podシャッフル」でもご紹介したことがあるんですが、このグループはMVがものすっごく素敵なんです!
この曲のMVは、巨大なピタゴラ装置を作って、それを一発撮りで撮っています。最初は車(ミニカー)を手押しして、ドミノに当ててバーッと倒れていくところから曲がスタートするんですけど、(ギミックの)途中途中にバンドメンバーがいて歌っていまして、周りではいろんなギミックがどんどん動いていって、(曲が終わるまで)一瞬の隙もなく最後まで……本当に見ているだけで手に汗握るというか“よく、こんなセットを作り込んだな”っていう、まさに芸術!
あれをセッティングしたスタッフさんは“どんな精神状態なんだろう?”って(笑)。すごい緊張感のなかで制作していたんだろうなぁと思いますし、一発撮りなので、曲と同じテンポですべて終わらせないといけないわけですよ。だから、距離とか時間も計算し尽くされて作られているから、本当にすごいなと。
また、この曲のMVは、ほかにもマーチングバンドと一緒に撮っているバージョンもあったりして、いろいろな角度から楽しめるものになっています。
そして、この曲をチョイスした理由は「This Too Shall Pass」=それは通り過ぎていくよ、みたいな意味のタイトルで、「悪い状況は長く続かないんだ。朝の光が差してくるから、そこにとどまらないで前に進んで」っていうすごく前向きな曲だったので、このご時世なのでチョイスしたいなと思い、選ばせていただきました。
オーケー・ゴーのMVは、この曲以外にも4.2秒の映像を超スロー再生で1曲分にしたり、コマ撮りをしてパラパラアニメみたいにダンスをさせたり、車で楽器を破壊しまくったり……もう規模がすごすぎる! そういう芸術的なMVをたくさん撮っているので、みなさんもぜひチェックしていただければなと思います。
というわけで、いかがでしたでしょうか? このコーナーではみなさまからの選曲テーマをお待ちしています! ぜひ、Mのポストよりお送りください。以上、Mスクリプションでした!
◎11月15日(月)の「水樹奈々のMの世界」は、今年もこの季節がやってきました! 毎年恒例「Mの世界的 流行語大賞2021」ノミネート作品を発表します! 今年もいろんなワードが生まれましたが、どんなワードがノミネートされるのか!? お楽しみに!
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聴取期限 2021年11月16日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:水樹奈々のMの世界
放送日時:毎週月曜 21:00~21:30/ FM愛媛土曜深夜1:30~2:00
パーソナリティ:水樹奈々
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/7