モラタ、母国をW杯出場へ導く決勝点に胸中を明かす「EURO2020では…」

 スペイン代表のFWアルバロ・モラタ(ユヴェントス/イタリア)が、14日に行われたFIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループB第8節スウェーデン代表戦を振り返った。15日付でスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 第7節終了時点で5勝1分1敗の首位スペイン代表は、14日に行われたFIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループB第8節でスウェーデン代表と対戦。前回対戦で敗北を喫した“ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)”が、ホームに集まったファンの声援を受け攻勢に出た。すると、86分にFWダニ・オルモのシュートはバーに直撃したものの、こぼれ球を途中出場のモラタが押し込み先制に成功。試合はこのまま1-0で終了し、“ラ・ロハ”は12大会連続のW杯出場を決めた。

 最終節で本大会出場を決めたモラタは「信じられないような感動がある。僕たちは目標を達成するために努力してきた。共に悪い時期を過ごしてきたけど、素晴らしいニュース」とコメントしつつも「カタールは、僕たちがいなければならない場所。あまりお祝いする必要はない。だって、スペインはすべてのワールドカップに参加しなければならないから」と心境を明かした。

 また、スペイン代表公式戦通算50試合目となったモラタは「このところ、どの試合も難しい状況が続いていた。どのチームも非常にハードワークで、よく守る」と言及。続けて「僕はとても幸せ。EURO2020ではこのスタジアムで苦労したからこそ特別なもの。チャンスがあることはわかっていた。1本は枠を大きく外したけど、もう1本は落ち着いて入れたんだ」と困難を乗り越えたことを明かした。

2021/11/15 14:12

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