結婚式の余興で嵐を歌って大失敗。新婦に土下座する事態に

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 披露宴恒例の余興。会場を盛り上げ、新婦新郎をお祝いできるとても素敵な機会ですよね。でも大なり小なりの失敗はつきものです。今回はその大きい方の失敗してしまった優斗さん(仮名・32歳)のエピソードをご紹介します。

◆幼馴染の結婚式で余興にカラオケ

「昔から付き合いのある大事な幼馴染が結婚することになったので、余興をやらせてほしいと言いました。昔からそいつには何回も助けてもらったので、何か恩返しがしたかったんです」

 そんな思いから優斗さんは、新郎とも交流のあった幼馴染3人に声をかけます。そのメンバーが全員カラオケ好きであったことから、歌をプレゼントすることになったそう。

「何を歌うかは相当悩みましたね…。でも新郎の奥さんが嵐が好きってことを聞いて。嵐で結婚式の曲と言ったらやっぱりあの曲しかないだろうってなって、「One Love」を歌うことにしました」

 仕事終わりに何回か集まり、本番に向けて準備をしていたと言います。

◆歌詞の一部を新婦の名前に変えて歌うことに

「ただ歌うだけじゃ面白くないだろうという話になり、『100年先も愛を誓うよ~“君”は僕の全てさ~』の“君”の部分を新婦の名前に差し替えて歌おうってことになったんです」

 新郎に喜んでもらうために仕掛けを考えた優斗さん。素敵な発案ですが、そう語る優斗さんの顔はどこか曇りがち。

「その時は『うわ、それ絶対喜んでくれるじゃん!』とみんなも賛同してくれたし、僕も良いアイデアだと思っていました。でも今となっては発案者として申し訳ない気持ちです…。」

 そう苦笑いしながら話す優斗さん。いったい何があったのでしょうか。

◆和やかな雰囲気が一変、ザワつく会場

「本番はかなり緊張していました。でも見ている人がかなり盛り上げてくれて。僕も歌っているうちに緊張がほぐれて、気持ちを込めて歌えました。サビ前は『いよいよくるぞ!絶対喜んでくれる!』と気持ちも高まっていました」

 サビにはいるともっと会場が盛り上がると期待していた優斗さん。ところが実際は全く違っていたようで…。

「僕らは『“ユキ”は僕の全てさ~』”と歌いました。でもそのフレーズを歌ったあと会場がざわざわし始めて、見ている人も新郎新婦の顔も曇っていて。1番を歌い終わった後は気のせいかなと思ってそこまで気にしてなかったんですけど、そのフレーズを歌うたびにどんどん会場の雰囲気が不穏な感じになっていって」

◆ユキじゃなくてユミだった!

 その原因は名前にありました。

「『何でなんだろう』と歌いながら考えているうちに気づいたんです。新婦さんの名前は“ユミコ”さんだったんです。だから僕らは”ユミ”と歌わなければいけなかったのに、ずっと違う女の人の名前を言っていて…。」

 まさかの大失態を優斗さんは申し訳なさそうに話します。

◆ユキは元カノを連想させる名前だった

 さらに会場が不穏な空気になった理由にはもう一つ理由があったそうです。

「僕たちが間違えてしまった“ユキ”という名前は、新郎が高校生から大学卒業まで付き合っていた“ユキコ”を連想させる名前でした。会場には新郎が昔ユキコと付き合っていたことを知っている人もかなりいたので、最悪の間違え方でした」

 優斗さんはその間違えに気づいていましたが、他の3人は気づいていなかったようで、そのうちの1人が余興の最後に「ユキさん、○〇(新郎)くんといつまでもお幸せに!」と言ってしまったそうです。

◆土下座して謝罪

「歌を歌い終わった後すぐにほかの3人に事情を話して、披露宴が終わってから新郎新婦の前で土下座しました。何で気づかなかったのか、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、新婦のユミコさんから最後にお礼を言われて救われた気分になりました」

 友人を喜ばせようと練習も頑張ったのに、なんとも悲惨な結果になってしまった披露宴の余興。余興をやる前には、ひと工夫する前に、基本的なことを念には念を入れて確認をしたそうがよさそうですね。

―シリーズ「結婚式の悲喜こもごも」―

<文/高畑のぞみ>


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