競馬場が賑わう“フツウ”が来る日を待ちわびて/矢野吉彦

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【矢野吉彦=コラム「競馬最前線」】

◆でもやっぱり、競馬場はいいですねぇ

 およそ1年半ぶりに競馬場から生中継した先週6日の「ウイニング競馬」、みなさんご覧いただけましたか?

 恥ずかしながら私の実況は拙いものになってしまいました。双眼鏡とモニターと肉眼の“切り替え”がうまくできなかったのが原因。とはいえ、お聞き苦しい部分があったことについて、深くお詫びいたします。

 長くこの仕事に携わってきたのに、いまだにうまくいかないことがあるのはもどかしい限り。言い訳になっちゃいますが、今回は久々だった分、妙な緊張があったのは確かです。早く感覚を取り戻さないといけませんね。

 でもやっぱり、競馬場はいいですねぇ。天気が良かったのも気分高揚につながったかもしれません。

 一方で、いまだに入場制限がかかったままなので、京王線は通常ダイヤ。特急と準特急の東府中駅臨時停車や競馬場線臨時電車の運行などは行われていませんでした。せめて、帰りの競馬場線東府中行きに接続する準特急新宿行きの東府中駅臨時停車くらいはあってもいいのに、と思ったのですが・・・。

 阪神競馬場の最寄駅・仁川駅はどうかな、と思って、阪急今津線のダイヤを調べてみたところ、こちらも臨時電車(大阪梅田行き直通急行)の運行はナシ。10分おきに普通電車が発着する通常ダイヤのままでした。

 一方、京王競馬場線は普通電車がほぼ20分間隔で運転されているだけ。まぁ、東京競馬場の場合、京王線だけでなくJR南武線、武蔵野線もありますから、利用者が分散します。今の入場者数なら通常ダイヤで十分なんでしょうね。

 10月以降、夏頃の状況がウソのようにコロナの感染が収まっていますが、競馬場内とそのアクセスの様子を見れば、まだまだ“フツウ”ではないことがよくわかります。“元どおり”に競馬場が賑わい、往復の電車が競馬ファンで満員になる日は来るんですかね?

 さて、JBCクラシックで地方競馬所属馬が快挙を達成したと思ったら、今度は本場のブリーダーズCで日本調教馬が歴史的な勝利を挙げました。ラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌ(とそれぞれの関係者のみなさん)、おめでとうございます。

 JBCクラシックとブリーダーズCで成し遂げられたことを重ね合わせれば、地方所属馬でも世界の頂点に立てる可能性は大いにあるということ。もちろん、これをきっかけにブリーダーズCやドバイワールドCなどで日本馬が次々に勝利を収めるようになるほど、勝負の世界は甘くないとは思いますが、今後の励みになることは間違いないでしょう。

 そんな中、私は明日(14日)、YouTubeの「ゆるゆるばんば」配信に久しぶりに出演します。ばんえい競馬はほぼ“国内完結型”ですが、言い換えれば日本一は世界一ということ。どうかこちらの競馬にも、引き続きご支援を賜りますよう、お願いいたします!

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  • 11/13 12:00
  • netkeiba.com

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