三浦翔平、3年間の変化・俳優という職業への思い<「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」インタビュー>

【モデルプレス=2021/11/12】ドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」(ABEMA/10月21日夜10時~)に出演する俳優・三浦翔平が、モデルプレスらの取材に応じた。前作の主人公で、ギャル男からIT企業・サイファークリエーション社長に成り上がった藤村鉄平を再び演じる三浦。本作で主演を務める野村との共演や、前作からの約3年間を経ての自身の変化について語ってもらった。

◆主演・野村周平の印象は?

本作は、成功を夢見て邁進する若手起業家の、”すべてを奪われてから始まる”下克上ストーリー。スタートアップでの成功を夢見て、イタいくらいにアツい若手起業家・鶴田祐介役を主演の野村周平が務め、三浦は前作同様藤村鉄平として再登場する。

― 主演を務めた野村さんとの共演はいかがでしたか?

三浦: 彼(野村)は今回、すごくプレッシャーがあったと思うんですよ。でも、ストーリーの中で、大学のコンテスト優勝を経てスタートアップ企業から成り上がっていくっていう話には、すごくマッチしています。クランクインで緊張しているときに、ものすごい長台詞のシーンがあったんです。その長台詞に緊張している様子が、また役とマッチしているんです。いい緊張感の中で、彼はできたんじゃないかなと思いますね。

僕個人としては、久々の藤井組に入って「懐かしいな」という思いでした。野村君は初めての藤井組で、座長として一生懸命頑張らなきゃいけないって感じが画にも出ていると思うんです。めちゃくちゃ頑張ってますよ。

― 前作からの3年で、鉄平は一流企業家へと成長しましたが、彼にはどんな変化があったのでしょう?

三浦:基本的には変わらないんですが、いろいろな挫折や裏切り、人間模様を経験してきたことによって、勢いだけでは進まなくなっているなというのが、今回の印象ですね。炎で言えば、真っ赤な炎だったのが、青い炎に変わっている感じですかね。勢いでガーッとやって上場した後に、台詞にも入っているんですけど、若干守りに入る部分もあるんです。でも、変わらない部分もあって、「会社は学校じゃねえ」という台詞が所々に出てくるんですけど「本質は何か」というところを、ちゃんと、まっすぐぶれないで進んでいる男だなと感じました。

― 熱い気持ちは失っていないんですね。

三浦:それを内に秘めているような人間になっていますね。

◆仕事への向き合い方に変化も「俯瞰で見られるようになった」

― 仕事への向き合い方について考えさせられる作品だと思うのですが、三浦さんは仕事に対する向き合い方に変化はありましたか?

三浦:基本的には、前作からあまり変わっていなくて。それこそ鉄平と一緒ですけど、本質をまず考えるようになっていますね。「何をしてほしいのか、何をすべきなのか、何をしなければならないのか」という優先順位・見切りをつけて、今すべきことをするということです。いろいろな周りの目を俯瞰で見られるようになったかなと思います。

◆3年前からの変化とは「精神と時の部屋に入った感じ」

― 前作から3年が経ちましたが、俳優として、そして一人の人間として、三浦さんご自身にはどんな変化や成長がありましたか?

三浦:いろいろありましたよ…。「俳優として」は、ちょっと分からないんですけど、基本的には今言ったとおり、そんなに変わっていないんです。一人の人間としては、いろいろな経験をしましたね。家族もできましたし、子供も生まれましたし、悲しいこともありましたし…。「老けたなあ」って感じです(笑)。この3年が、たった3年なのに、『ドラゴンボール』で言う「精神と時の部屋」に入った感じです(笑)。そんなマインドにはなりましたね。

― 「新世代逆襲編」ということですが、三浦さんも現場で後輩と共演する機会が増えてきたかと思います。現場では先輩として、何を伝えることを意識していますか?

三浦:そこは別に、あまりこだわらないですね。後輩であっても、ちゃんと役者として、プロとして、仕事をしている立場なので、僕から教えるとかはないです。もちろん、何かを聞かれて、自分に材料があれば教えますが、そこは、「自分の持ってきたものを出し合う場」だと思っているので、

― 例えば、本作で野村さんから何か聞かれたりしましたか?

三浦:聞かれてはないかなあ。「迷っているな」と感じることもあったので「もっと自分の意見を言ってもいいんじゃない?」とか、脚本とか現場に対して「やり辛かったら、もうちょっと言っても大丈夫だよ」ということは伝えました。

◆「イケメン俳優」という言葉への思いも変化

― 三浦さんは、デビューからしばらくは「イケメン俳優」という言葉で括られてしまう時期があったかと思います。そういう時期については、どう感じていましたか?

三浦:当時は嫌でしたよ。承認欲求がすごく大きかったんでしょうね。よく「一括りにするな」とかよく聞きますし、僕も言っていたと思うんですけど。笑。今となれば「いいじゃない」と。「言われているうち、呼んでもらえるうちが花だな」と。

― そういった面は、いつ頃から消化できるようになったんですか?

三浦:どうなんですかね…いつくらいだろう?年齢と共になのかな。「ここ!」というタイミングはなかったですけど、徐々に「まあいっか」みたいな。諦めていくというか。それで話題になればいいですから。やっぱり我々の仕事って、見てもらわないと始まらないんです。逆に今だったら、それを言ってもらうことによって、どうやって見てもらう方向に繋げるかを考えますね。逆に「見出しがあればいいじゃん」と思います。だって大体、イケメンか、演技派か、個性派か、、あとなんだ?カメレオン派?よくわかんないけど。(笑)みんな、キャッチーなものをつけたいんですよね。「いいじゃない、それで」と。「何とでもどうぞ」という感じですね。「でも、作品を。物語を見てね」みたいな(笑)。そっちのほうが大事かなと思います。

◆三浦翔平「代わりはいくらでもいる」

― 以前のインタビューでは、20代半ばの頃から「仕事をこなすだけになっている」「自分じゃなくてもいいんじゃないか」といった、俳優としての葛藤を抱え続けているとお話されていました。その葛藤は、今でもありますか?

三浦:全然ありますよ。代わりなんかいくらでもいますし、基本的には当て書きじゃないですから。当て書きだったら、自分じゃないとだめかもしれないですけど、役は基本的に誰がやってもいいと思っているんです。求められれば嬉しいですけど、代わりはいくらでもいるなっていうのは、いつでも思っているので、怖いといえば怖いです。明日仕事がなくなるかもしれないし。だからこそ、一つひとつの仕事に全力で向き合い、ちゃんと爪痕というか、印象を残さなきゃいけないですよね。

― そういう意味では、ご家族ができたことで、責任感も増しましたか?

三浦:それはそうですよ。だからこそ線引きですよね。「やらなければならないこと」「やりたいけど、できないこと」っていうのは、すごくありますから。1人ならば自分のやりたい仕事だけしてたと思いますけど、、、いかに、落としどころを見つけるか、決められた枠の中でどれだけ楽しむか。で変わってくるかなっていうのは感じます。

― ありがとうございました。

◆野村周平主演「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」

本作は、コロナ禍で仕事への価値観が多様化している中で、仕事(人生)に熱狂する若者のリアルを描く完全オリジナルストーリーの連続ドラマ作品。鶴田祐介(つるた・ゆうすけ)は、大学ビジネスコンテストに優勝し、父親も100年続く老舗の鞄ビジネスを成功させている、一般的には“優秀”の部類に入る大学生。祐介は、大学卒業後、同級生の佐藤健吾(さとう・けんご)とともに起業することを決め、「会社は学校じゃねぇんだよ」と啖呵を切り、事業成功のために日々奔走することに。学生時代からの彼女で、ビジコン仲間でもある常田智美(つねた・ともみ)の力を借りて、上場企業の社長である藤村鉄平(ふじむら・てっぺい)から出資を受けることにも成功する。とんとん拍子で事業も軌道にのっていくかのように見えたが、出資をした鉄平にはとある思惑があり…それを知り、憤りを隠せない祐介は鉄平に詰め寄るも、「会社は学校じゃねぇんだよ!」と一蹴されてしまう。

順風満帆だと思われた人生で、初めての大きな壁にぶつかり挫折を味わった祐介は、どのように事業を大きくさせ、自身も成長していくのか?何者かになりたくて、仕事に夢に一生懸命になって苦悩するすべての人へおくる、仕事や人生に熱狂する若者のリアルを描いたリベンジサクセスストーリーだ。(modelpress編集部)

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  • 11/12 20:00
  • モデルプレス

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