【デイリー杯2歳S 枠順データ分析】少頭数では内枠有利の傾向が強い

 14日に阪神競馬場で行われるデイリー杯2歳S(2歳・GII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝1600mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

【枠順別成績(2020年以降)】

1枠 13-12-15-115/155 複勝率25.8% 複勝回収率82%

2枠 14-5-14-125/158 複勝率20.9% 複勝回収率57%

3枠 17-15-14-123/169 複勝率27.2% 複勝回収率102%

4枠 7-14-11-144/176 複勝率18.2% 複勝回収率36%

5枠 11-13-9-153/186 複勝率17.7% 複勝回収率56%

6枠 12-17-12-153/194 複勝率21.1% 複勝回収率77%

7枠 22-20-15-168/225 複勝率25.3% 複勝回収率96%

8枠 14-12-19-194/239 複勝率18.8% 複勝回収率74%

【8頭立て以下(2020年以降)】

1枠 2-1-0-4/7 複勝率42.9% 複勝回収率61%

2枠 2-2-2-1/7 複勝率85.7% 複勝回収率130%

3枠 2-1-3-1/7 複勝率85.7% 複勝回収率104%

4枠 0-1-1-5/7 複勝率28.6% 複勝回収率15%

5枠 0-0-0-7/7 複勝率0.0% 複勝回収率0%

6枠 0-1-1-5/7 複勝率28.6% 複勝回収率34%

7枠 1-1-0-5/7 複勝率28.6% 複勝回収率31%

8枠 0-0-0-5/5 複勝率0.0%% 複勝回収率0%

 枠順別成績を全体的に眺めると、比較的内外の差が少ないことが見て取れる。4枠5枠が複勝率、複勝回収率とも低調で、中枠よりは内外極端な枠の方が競馬をしやすいということだろうか。

 今年のデイリー杯2歳Sは8頭の登録にとどまっている。そこで少頭数(8頭立て以下)に絞ったデータも見てみよう。7レース中6レースで3枠より内の馬が勝っており、5枠より外は26頭出走して馬券絡みは4頭だけ。内外の不利は無さそうに思える少頭数の方が、より内枠有利の傾向が顕著に現れている。ペースが上がりにくい分、道中で外を回るロスが響きやすいのかもしれない。

2021/11/12 18:03

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます