今季リーグ戦1得点と不調も…ケイン「懸命に努力を続けるだけ」

 トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、思うようなパフォーマンスを披露できていない現状について語った。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 今夏マンチェスター・Cへの移籍が噂されたが、最終的にトッテナムのダニエル・レヴィ会長が拒否したことから交渉はまとまらず残留したケイン。今シーズンはここまで公式戦16試合に出場し、7ゴールを記録している同選手だが、プレミアリーグでは10試合の出場でわずか1ゴールにとどまっていることから今夏の移籍騒動が影響していることが指摘されている。

 直近の公式戦5試合連続で無得点という状況でイングランド代表に合流したケインは自身の状態について「僕の見解では、いつものように得点を挙げることができていないことを言い訳するのは簡単だ。重要なのは自分自身の自信、メンタリティのためにただ懸命に努力を続けるということだけだ」と通常通り最大限の努力をしていることを強調した。

「これはうまくやっていても、ゴールがなくても常に僕がやってきたことだ。常に懸命に働き、チームのために努力をしてきた。これは僕のキャリアを通してやってきたことだ。今年に関して言えば、個人的には素晴らしい1年だったと思う。金曜日(12日)の夜もこれを続けていきたい」

 FIFAワールドカップカタール2022欧州予選グループIのイングランド代表は勝ち点「20」で首位に立っており、2位ポーランド代表とは勝ち点差「3」。11月は12日にアルバニア代表、15日にサンマリノ代表と対戦する。

 アルバニア戦は「絶対に勝たなければいけない試合」と語った同代表の主将であるケインだが、果たしてチームを勝利に導く活躍を見せることはできるのだろうか。

2021/11/12 16:08

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