新橋の路地裏で味わう極上の鮨と天ぷら、超マニアックなナチュラルイタリアワインは下北沢で堪能

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―[ツレヅレハナコの旨いもの閻魔帳]―

 緊急事態宣言がようやく解除され、さて、どの店に行こうか……と思ってる方も多いだろう。そこで今回は人気フード編集者として、数多くの飲食店を取材したツレヅレハナコさんに宣言が明けた今だからこそ行きたい店を、近著『ツレヅレハナコの旨いもの閻魔帳』から紹介してもらった。

◆雑居ビル3階にたたずむ新橋の「旨いもの天国」

 新橋にはものすごい数のお店があるけど、「これぞ新橋!」というお店が、こちらの「うまい魚と天ぷら ジロー」。

 個人店で雑居ビルの3階にあって、通りすがりじゃ絶対に入らないお店。だけど、勇気を出して急な3階まで上れば、そこは「旨い物天国」。

◆“オレだけが知ってる店リスト”に加えてほしい一軒

 初めてこの店に来たとき、何に感動したって、刺身のツマの素晴らしさ。単なる大根の千切りとかではなく、白菜の浅漬けだったりとひと手間かけて工夫もあって、ツマだけで飲めるし、それでいて刺身の邪魔をしない。

 神は細部に宿る。店主・ 小林二郎(以下ジロー)さんの魂が隅々にまで入っているのを感じて、この店は絶対おいしいものを食べられるに違いない!って確信した。

 常連が多くてメニューもシンプル。そんな新橋で「オレだけが知ってる店」を知っておくのもいいんじゃないかな。

◆下北沢の「大人の店」でイタリアワインを堪能

 ワインは全然詳しくないけれど、ワインの説明をしてもらうのは好き……って方、実は意外と多いんじゃないかな。かくいう私もその一人。下北沢にある「Fegato Forte」は、イタリアのナチュラルワイン、それもヴィンテージのワインをグラスで気軽に楽しめるワインバー。

 ナチュラルワイン好きが聞いたら、垂涎もののワインが常時30種類ほどそろっている。でも、それ以上に魅力的なのが店主の羽賀大輔さん。

◆店主のワイン談義を聞きながら美酒と美食に酔う

 イタリアワインの話を始めたら、立て板に水のごとし。イタリアの生産者を訪れたときの様子をまとめたアルバムを見せながら熱く語ってくれる。

 とにかくワインがめちゃくちゃマニアックで、そのワインの楽しみながら、解説を羽賀さんがひたすらしてくれるのがこのお店の醍醐味。食事は一階の「Cuore Forte(クォールフォルテ)」から運ばれてくるんだけど、これもまたおいしいものばかり。

 下北沢にもこんな「大人の店」があるんだなぁっ

文/ツレヅレハナコ 構成/長谷川大祐(SPA!編集部)

―[ツレヅレハナコの旨いもの閻魔帳]―

【ツレヅレハナコ】
食と酒と旅をこよなく愛する編集者。雑誌などのメディアやTwitter、Instagramでレシピや美味しいお店を発信中。新刊『ツレヅレハナコの2素材で私つまみ』がKADOKAWAより好評発売中。他にも『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎)、『ツレヅレハナコの薬味づくしおつまみ帖』(PHP研究所)『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(光文社)、『女ひとり、家を建てる』(河出書房新社)など著書多数。Twitter@turehana instagram@turehana1

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  • 11/12 15:51
  • 日刊SPA!

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