【エリザベス女王杯 枠順データ分析】昨年は外枠勢が上位独占。外枠でもチャンス十分
14日に阪神競馬場で行われるエリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝2200mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
【枠順別成績(2020年以降)】
1枠 0-4-3-24/31 複勝率22.6% 複勝回収率59%
2枠 2-4-2-22/30 複勝率26.7% 複勝回収率98%
3枠 3-5-1-22/31 複勝率29.0% 複勝回収率75%
4枠 6-2-0-25/33 複勝率24.2% 複勝回収率40%
5枠 4-1-0-32/37 複勝率13.5% 複勝回収率30%
6枠 4-2-7-27/40 複勝率32.5% 複勝回収率76%
7枠 1-6-7-31/45 複勝率31.1% 複勝回収率94%
8枠 4-0-4-40/48 複勝率16.7% 複勝回収率43%
【重賞(2020年以降)】
1枠 0-1-0-5/6 複勝率16.7% 複勝回収率58%
2枠 0-1-1-4/6 複勝率33.3% 複勝回収率48%
3枠 0-0-0-6/6 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4枠 1-0-0-6/7 複勝率14.3% 複勝回収率15%
5枠 1-0-0-6/7 複勝率14.3% 複勝回収率15%
6枠 0-0-2-6/8 複勝率25.0% 複勝回収率185%
7枠 0-2-1-7/10 複勝率30.0% 複勝回収率86%
8枠 2-0-0-8/10 複勝率20.0% 複勝回収率33%
全体では1枠が未勝利に終わっている点が目につく。それ以外は比較的万遍なく走っている印象だ。
昨秋からの代替開催で、昨年のエリザベス女王杯、今年の京都記念も阪神芝2200mで施行された。この二鞍に加え、2年分の宝塚記念を加えた合計4レース分の枠順データをみると、外目の枠順が好成績となっている。
昨年のエリザベス女王杯もラッキーライラック(8枠18番・1番人気1着)、サラキア(7枠13番・5番人気2着)、ラヴズオンリーユー(6枠11番・3番人気3着)と外目の枠でワンツースリー。上位3頭が強かったのは確かだが、重賞クラスの厳しい流れになれば、外枠は不利には働かないということだろう。