ド派手推理アクション『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』日本主題歌を務めるJUVENILE&向井太一に聴く“今な音楽”

拡大画像を見る

日本でも『唐人街探偵 東京MISSION』が大ヒットした中国の大人気シリーズ「唐人街探偵」。第2作目となる『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』が11月12日より公開となります。

書き下ろし日本主題歌がJUVENILE「GIMME THAT feat. 向井太一」に決定。RADIO FISH「PERFECT HUMAN」等を手掛けた新進気鋭の音楽プロデューサーでありアーティストのJUVENILEさんと、世間から注目を集め続けているシンガーソングライターの向井太一さん。

JUVENILEさんが「今回僕の“相棒”としてタッグを組んでくれた向井太一さんの歌声のパワーに大いに助けてもらいながら、2021年のトレンド感も上手く組み込めたのではないかと思っています」と語るように、往年のファンクサウンドを最新の解釈で昇華させたミッド・ダンスナンバーとなっています。JUVENILEさんと向井さんに楽曲作りへの想いや映画の感想をお伺いしました!

ーー日本版主題歌「GIMME THAT」、とてもカッコ良い曲となっていますね!今回お2人がタッグを組んだきっかけはどんなことですか?

JUVENILE:もともと向井太一さんのことは存じ上げていて、とてもカッコいい音楽をやられているので、いつかご一緒したいと思っていました。この日本版主題歌のお話をいただいた時に、男性キャラクターが複数出てきて活躍する話なので男性ボーカルにお願いしたいなと。それで向井さんが絶対良くて、オファーをして、スケジュール待ちだったので、なんとか向井さんに受けてほしい、向井さんであれ!という気持ちでした(笑)。

向井太一:もう本当に嬉しかったです。10年くらい前から顔見知りではあって、トラックメイカーとしてはもちろん、トークボックス(楽器の音に人が喋っているようなイントネーションを加えるエフェクターの一種)をやられているイメージが強くて。やっとご一緒できる!って。

ーーJUVENILEさんが感じる向井さんの魅力はどんな所ですか?

JUVENILE:まず声がカッコいいんですよね。曲を聴いただけで向井さんの声だって分かるし、他のアーティストのfeat.曲とかでも「あ、向井さんだ!」ってすぐ分かるから。すごいですよね。

【動画】『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』本予告
https://www.youtube.com/watch?v=jy8M1C8nIFs

ーー楽曲制作のコメントに「2021年のトレンドを取り入れた」とありますが、今のトレンドとはどんなものなのでしょうか?

JUVENILE:まず、そんなにテンポが速くないんですね。この映画に100%寄り添うのだったら、もっとアゲアゲでアップテンポな曲にすることもできるんですが、そんなに速くない。そして、冒頭、Aメロと呼ばれる部分のオケが薄いんです。ベースとドラムの音くらいしか使っていない。普通の曲だとコードという、ケーキでいうところのクリームみたいな。

向井太一:一番表面で見えている、音楽でいうと聴こえている部分ですよね。

JUVENILE:今のトレンドの曲ってそれが無い曲が多いんです。ビリー・アイリッシュとかデュア・リパもそうですし、BTSの『Dynamite』もビートと歌だけなんです。ピアノとかのメロディーにあたるものが無い。スポンジがあって、その上に直接イチゴ乗っているみたいな感じです。そんな雰囲気をこの曲にも取り入れたいと思いました。

向井太一:そんな感じの最近のトレンドを話しつつ、こういう曲にしたいよねと話していきました。

JUVENILE:あと音が響いていないんですよね。リバーブが無い。エコーというとわかりやすいと思うのですが、それが無い。ビリー・アイリッシュが代表的ですし、日本のアーティストさんでいうと星野源さんも。そうすると、すごく音楽的な話になるのですが、「あー」と声を出した時に声が響くから誤魔化しやすくてリッチに聴こえるんです。それが無いということは、誤魔化せない分、本当に歌が上手でないとダメなんです。どこまで歌って、どこで切るかというのを全部フィジカルにやらないといけないので。向井さんみたいに本当に上手くないと成立しない曲にしています。

向井太一:嬉しいです。メロディーも一緒に作らせてもらったり、自分らしく楽しく歌えたので。テンポが速い曲では無いので、ボーカル部分でテンポ感がでる様に意識して。一番最初のプリプロからどんどんビルドアップしていった感じでした。

ーー映画のどんな部分にインスピレーションをうけましたか?

JUVENILE:この映画って表面的にはスケールの大きなコメディ作品だと思うんです。バブリーで馬鹿馬鹿しいことも豪華にやるという、景気良い感じがあるんですけど、僕ら2人はそういう「イエーイ!」みたいな感じって無いから、そんな2人が、映画に合わせたドンチャン騒ぎの曲を作る、というのも選択肢としてはあったのですが、やっぱり僕らなりのものを提示したいと。そしたら映画側のスタッフの皆さんも受け入れてくれたことがすごくありがたかったです。

この映画の本質って何だろうと考えた時に、実は友情や絆が大切なキーワードだと思うんですよね。タン・レンってすごくダメな人ではあるんですけど、チン・フォンにとっては大切で。誰にでも「この人がいると楽しい」っていう存在になっていると思いました。

ーー歌詞にも「相棒」という言葉が入っていますものね。

向井太一:映画の主題歌ということでその世界観は大切にしつつ、この曲単体でも楽しんでほしいという気持ちがあったので。踊れる様な、のれるダンスミュージックでありつつ、リリックにはしっかりと大切なワードを入れていきたいなと。普段の自分の音楽の作り方と近くて、自然に思ったこと、感じたことを表現出来たと思います。

ーーそれでは最後に改めて映画の感想と、これから映画をご覧になる方にオススメのシーンを教えていただけますでしょうか。

向井太一:僕は普段、シリアスなものやサスペンス系が好きで、そういった映画をよく観るのですが、面白かったです!すっごくお金かかっているなと思って(笑)。

JUVENILE:それなのよ(笑)。どのシーンも面白かったですがバイクのおじさんたちの集団が好きです。

向井太一:僕は女装のシーン笑っちゃいました。久しぶりにこんな雑な女装をみたなって(笑)。あと、ニューヨークでやるの?!っていうシーンを実際にニューヨークでやっているのがすごいなと。

JUVENILE:僕が一番最近観た映画は『鬼滅の刃 無限列車編』です。そのくらいベタな人間です(笑)。そういう人間が観ても『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』は見所がたくさんあって、良い意味でベタな展開の中に驚きがたくさんあるので、絶対映画館で楽しんで欲しいです。

向井太一:これだけ大きなスケールの作品だったらやっぱり映画館で観たいですし、良い音質で僕らの曲も楽しんでほしいなと思います。

ーー今日は素敵なお話をどうもありがとうございました!

◆JUVENILE「GIMME THAT feat. 向井太一」
https://lnk.to/JUVENILE_GT

Music: JUVENILE
Lyrics:向井太一
All Instruments & Programming :JUVENILE
11月5日 情報解禁・プレオーダー開始
11月12日 配信リリース

『唐人街探偵 NEW YORK MISSION 』11月12日公開!

【ストーリー】中国の天才探偵、チン・フォン(リウ・ハオラン)は、叔父であるタン・レン(ワン・バオチャン)の結婚式に招待され、アメリカ・ニューヨークへ向かう。しかし、結婚式というのは真っ赤なウソで、タン・レンの目的は賞金500万ドルが賭けられた「世界名探偵大会」に参加させることだった。その内容は唐人街マフィアの孫が惨殺された猟奇的殺人事件の犯人を捜し出すというもの。探偵専用の推理アプリ「CRIMASTER」(クライマスター)で世界ランキング上位の名探偵たちも、賞金目当てに各国から集結し、事件の謎に挑む。ところが、この事件は大きな陰謀が渦巻く連続殺人事件の序章に過ぎなかった—。

(C)Wanda Media Co., Ltd.

撮影:オサダコウジ

関連リンク

  • 11/12 9:00
  • ガジェット通信

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます